「Web 2.0的なサービスでどのように収益を上げるか」---。ビジネス・モデルが大きな議論になっています。筆者としては,あまりに直截的なモデル,特にコンテンツ自体への所有欲を喚起するという古典的なモデルで,かつ著作権上グレー・ゾーンにあるユーザーの行為を看過することで成り立つビジネス・モデルには興味ありません。なぜなら,これらは長続きするとは言い難いからです。かつてのNapsterほど露骨に違反を促進するものではないとしても,「YouTubeは風前のともしびか」と今米国でささやかれています。 個人的には,国内のMixiも,500万ユーザーを超えて「クローズドな場だからぎりぎり『公開』ではない」という言い訳が通用しなくなっていると思います。となると,著作権侵害,肖像権侵害だらけの個人日記の強制非公開(例えばマイミクと呼ばれる直接の友人かせいぜいその友人までのみ閲覧可とする)を司直に命じられ
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