小村雪岱と言えば、泉鏡花の本の装丁と挿絵を描いた大正時代の画人くらいしか知識がなかったのだが、ネットで,時折お話して、その感性が大好きになった、自称 売文業の鈴木淳史さん(クラシック音楽評論家)が「雪岱最高だ!」と言っていたので、「雪岱はそんなに良いのか?」と聞いたところ、「今月号の芸術新潮の特集が特にお宝だから読んでみろ」って事で、書店に行ったんだが、あいにく在庫なし、もっと大きな書店に行こうと思いつつ、出張の始末とか仕事の整理とかが重なって入手が遅くなったんだが、先日大型書店にて無事購入してきました。 その芸術新潮、「特集 小村雪岱を知っていますか?」をパラパラ捲っている訳ですが、引き込まれますね小村雪岱、てか、今までそんなに気にしていなかった人なんですが、知れば驚愕のマルチクリエーターが大正時代に、こんなにも大きな業績を残していたことを知らなかったのが悔しい感じ、と言った方が良いでし