豊洲市場をめぐる問題で、盛り土が行われていない建物の地下にたまっている水について、東京都は「地下水の上昇を抑えるシステムが本格稼働すれば解消される」と説明していましたが、今週からシステムが本格稼働したにもかかわらず、水位が下がらず、水がたまったままとなっていることがわかりました。 また、地下水の上昇については、都議会の委員会で、議員から「地下空洞だけでなく、周囲の盛り土にも達していて、地下水が汚染されている可能性もあり、食の安全上、問題だ」と指摘が出ました。 これについて、都の中央卸売市場では「市場の地下水の上昇を抑える『地下水管理システム』が本格稼働すれば、地下水を盛り土の層の下までに抑え、たまった水も解消される」と説明し、今週17日からシステムを本格稼働させました。 ところが、都が地下水の水位を測定したところ、水位が下がらず、盛り土の層まで達していて、地下の空洞には依然として水がたまっ