前回(きゃん太、迷子になる① )の続きです。 いや、別にえらかないだろ とか言わずに まあ聞いてほしい。 はぐれたらその場から動かないことが 一番いい方法かもしれないし、 そもそも迷子にさせてしまっておいて 感心している場合ではないとわかってはいるのですが…。 きゃん太は実は人一倍臆病ででナイーブな子です。 きゃん太を探しながら私たちは きっと彼は一人では何もできずただただ泣いて オロオロしているだろうと思っていました。 だから、この時のきゃん太が 状況を把握し涙をこらえながら自ら迷子として インフォメーションに赴こうと考えたこと、 そのために見知らぬ大人に勇気を出して話しかけたということ、 その事実に私たち夫婦は驚かずにいられなかったのです。 大げさでしょうか? 保護者とはぐれたが自分で大人に助けを求めた、 ただそれだけのことが 私たち親にとっては、ついこないだまで赤ちゃんみたいだった
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