【2001年7月5日 国立天文台・天文ニュース (454)】 球状星団M22を利用して重力マイクロレンズ現象の検出をしていた宇宙望遠鏡研究所のサフ(Sahu,K.C.)たちは、恒星質量、惑星質量の天体によると推定されるマイクロレンズ現象を検出したとの発表をしました。惑星質量の天体による現象が確実であれば、球状星団の質量の約10パーセントは、恒星に束縛されていない浮遊惑星状天体によって占められることになるそうです。 二つの天体が視線方向にほとんど重なりますと、遠方の天体(光源星)の光は、近くの天体(レンズ星)の重力で曲げられ、位置がずれ、ときには二重像、四重像などで観測されます。これが重力マイクロレンズ現象です。レンズ星の質量が小さいときは、単に光源星の増光が観測されるだけです。光源星、レンズ星の距離と相対固有運動がわかっていれば、変光の光度曲線からレンズ星の質量を計算することもできます。
研究講座パート1の結論として「デジタル出版革命仮説」なるものを提起し、いつにも増して活発な議論をいただいた。第1期の成果報告を兼ね、数回に分けて読者諸賢のご批判を仰ぎたい。今回は、出版とは何か-デジタル時代の出版をどのようなものとして問題とするのかを、「出版の三位一体」という本質規定を出発点とした。紙とデジタルの単純比較などは無意味、グーテンベルク・パラダイムを超えるためにはメタレベル、人類史レベルで考えなければ、という“原理”主義者の声に動かされたためだ。(図はハイパーテキストの元となったヴァネヴァー・ブッシュの仮想「記憶拡張機」memexの図案。 グーテンベルク未生以前、出版本来の面目とは EBook2.0 プロジェクト研究講座・第1期の締めくくりとなる第6回を開催した(12/10)。本プロジェクトは3期で構成され、Part 1 (現状分析→仮説)、Part 2 (再定義→モデル)、P
世界各国で雑誌・書籍のデジタルコンテンツを販売するアメリカの『Zinio(ジニオ)』が12月16日、ソニーと提携し日本でもサービスを開始すると発表した。 『Zinio』は、"一度の決済でどこでも読める"「Zinio UNITY(ジニオ・ユニティー)」という独自のプラットフォームを利用し、出版社やユーザーに対し、機器にとらわれない電子書籍のあり方を提案する。 同社のプラットフォームでは、ユーザーはコンテンツ購入の決済終了後、そのコンテンツを、Windows、Mac、Linux、iPad、iPhone、iPodTouchで楽しむことができる。将来的にはアンドロイド端末にもサービスを拡大していくという。 日本では、『Zinio』が「Zinio UNITY」プラットフォームに対応した日本向けのアプリケーションやサービスの開発を担当。ソニーが出版社との交渉及び、デジタル化された出版物のマーケティング
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く