パナソニック、三洋買収を交渉へ 大株主の金融3社と2008年11月1日11時18分印刷ソーシャルブックマーク 三洋電機買収の検討を始めたパナソニック本社=1日午前、大阪府守口市、本社ヘリから、高橋正徳撮影パナソニックが買収を検討している三洋電機の本社=1日午前、大阪府守口市、本社ヘリから、高橋正徳撮影 パナソニック(旧松下電器産業)は、経営再建中の三洋電機の株式の過半を買収する方向で、三洋の大株主の三井住友銀行など金融3社と交渉に入る。三洋がもつ世界シェアトップの充電池技術などが狙いと見られ、早ければ年内の合意を目指す。買収が実現すれば売上高計11兆円超の国内最大の電機メーカーが誕生する。 三洋の主取引銀行の三井住友銀行、米ゴールドマン・サックス(GS)グループ、大和証券SMBCグループの金融3社は、三洋の優先株を計約4億2800万株保有しており、すべて普通株に転換すれば議決権の7割を占め