日本企業のブースでは、トヨタ自動車やマルチ・スズキ・インディアによるハイブリッドカーの展示には人垣ができるにぎわい。他社にもインド人の来場者で溢れていた。インド商工省やの重工業国営企業省の高官も会場を視察に訪れるなど、会場は非常に活気があり、日本企業の技術への高い関心が感じられた。 今回、会場で十数人のインド人に(偶然にも全員機械エンジニアであった)エコプロダクツ展へ足を運んだ理由を聞いた。するとほぼ全員から「日本の技術が優れていることはインドでも有名なので見学に来た」「日本企業と提携して技術移転を図りたい」「日本の先端的な技術を持つ企業の製品をうちでも取り扱いたい」と答えた。サンプルに偏りがあったかもしれないが、彼らの関心が「日本の技術そのもの」であり、必ずしも「環境・省エネルギー対策技術」ではないのではないかという疑問を持った。 供給量をどう増やすかに関心集まる 一方で年率8%を超える