■ ダウンロード違法化反対家の知られるべき実像 あるきっかけで、あるダウンロード違法化反対家の人の、自宅のものと思われるIPアドレスを知ってしまった。知ることができたのは、2007年と2008年のいくつかのある日におけるIPアドレスである。そのIPアドレスを手元のWinnyノード観測システムの接続ログと突き合わせてみたところ、5回の日時において、WinnyノードのIPアドレスとして観測されていたのを見つけた。 それらのIPアドレスがソースとなっていたキーを抽出し、16日の日記の方法で視覚化したところ、図1のとおりとなった。 他の区間でどうだったかを調べたいところだが、2007年の部分と2008年の部分では、ISPが異なっており、ポート番号も「4857」と「3857」という具合*1に違っていた。 一般的に個人宅に割り当てられるIPアドレスは時々変化しており、それを追跡することは通常、簡単でな
■ Winny上の児童ポルノ流通を摘発することの困難性 前回の日記に対するはてなブックマークに、「ニコ動でいうところの釣り動画みたいな文化はないのだろうか?」というコメントがついていたが、近頃はWinnyがどういうものなのか全く知らない世代が出てきているようだ。最盛期から既に4、5年ほどが経過し、Winnyの家庭内使用が会社から禁止されるような世の中になった今、世代間情報格差が生じ始めているように思われる。 以下は前回の続きである。 ダウンロードの実態 では、Winnyでこういった児童ポルノファイルを取得しようとしている人はどのくらいいるだろうか。Winny互換プロトコルで接続を待ち受ける(だけで何も送信しない)プログラム「WinnyPot」を作成し、稼働させて調べてみた。 まず、従来から稼働させている、Winnyネットワーク巡回プログラム「WinnyWalker」に機能を追加し、接続先の
ネットエージェントが「Winny特別調査員」をいうものすごくダサい名前のサービスの提供を始めたよというお話。企業向けに従業員たちが自宅でWinny等P2Pファイル共有ソフトを使わないように、監視することのできるサービスとのこと。とはいえ、もうその仕組みも仕様も挙動もだいたいばれてしまい、しかもかなり幼稚なものだったことが判明したようだ。 原典:ITmedia エンタープライズ 原題:ネットエージェント、「Winnyやめました」がホントかどうかを調べるソフト 著者:ITmedia 日付:2007年01月17日 URL:http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0701/17/news085.html ネットエージェントは1月17日より、フォレンジック技術を活用し、PCにおけるP2P型ファイル共有ソフトウェアの利用履歴やウイルス感染歴をチェックす
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
ネットエージェントは、P2Pソフト「Perfect Dark」を利用した不正なデータ流通が増える恐れがあると警告している。 ネットエージェントは5月13日、ファイル交換が可能なP2Pソフトウェア「Perfect Dark」のゴールデンウィーク期間におけるノード数調査の結果を発表した。 同社によれば、Perfect Darkの国内ユーザー数は4月現在で約3万5000人に上るとみられる。Perfect Darkの利用方法を紹介した書籍が多数販売されるなど、利用者が増えているという。 調査は、4月26日~5月6日までの1日あたりのノード数変化を独自開発したクローラーで調べた。ノード数は4月26日の約4万800ノードを最高に、3万5000~4万ノードを記録した。 Perfect Darkは、WinnyやShareなどのP2Pソフトウェアとは異なる特徴があることから、同社では企業の重要情報の不正流通
経緯 当機構職員(2005年7月採用)が自宅において、保有する私物のパソコンで昨年12月にファイル交換ソフトを使用した結果、コンピュータウイルスに感染し、パソコン内の情報が流出したという事実を1月4日、確認しました。その後、本人からの事実確認及び当該パソコンの解析を行い、現時点で、以下のような事実が判明しましたので、報告いたします。 流出情報関連 流出したファイル数:16,208 うち文書ファイル約13,000 (1)当機構業務関連情報 ET2007での撮影写真、ソフトウェア・エンジニアリング・センター設立3周年記念での撮影写真等の画像情報のみであり、非公開の業務関連情報の流出は今のところ確認されていません。 (2)当該職員が当機構採用以前に所属していた企業の業務に関する情報 数年前の情報であり当該職員の記憶も曖昧で、現在も当該職員と突合中ですが、業務関連データの流出
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く