この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。 Windows XPは、TCP/IPで通信する際の受信確認タイミングを指定する値「RWIN」(Receive Window)の初期設定が、ブロードバンドインターネット接続向けの値ではなく、ユーザー自身がレジストリを修正することで設定を変更していた。Windows Vistaでは、このRWINがネットワークに合わせて自動調整されるようになり、常に適切な設定で高速通信できるようになっている。 RWINとは、ネットワークでデータをやり取りする際に、受信確認を送信するタイミングを表わす値のこと。Windows XP以前のOSではナローバンドを想定した初期設定であったため、ブロードバンド接続ではむしろ通信速度が低下する