会社に所属してエンジニアをやっていると、たとえば顧客の環境など、どうしてもキーボードのカスタマイズができない場面に遭遇します。 しかしキーボードをNo Hackで使用するのは効率が悪いですし、特にCtrlキーは左手小指ですぐに押せる位置に無いとzshもEmacsもVimも使っていられないですよね。 そんなわけで、最小の変更で必須のキーボードカスタマイズをおこなうにはどうしたらいいか、を追求した末、自分なりにたどりついたキーバインドを公開します。 1. Windows Server 2003 Resource Kit Toolsをインストールする Linuxを使えるならxmodmapで済むのですが、悲しいことに仕事場ではWindowsを使わざるを得ない。そんな場合は窓使いの憂鬱でも良いですが、Windows Server 2003 Resource Kit Toolsをインストールするのが手
剣道の達人は剣が身体の一部になっています。 まるで、剣の先にまで神経が生えているように、剣で感じ、剣を操ります。 もはや、道具を使っているという意識はなく、剣も含めて身体意識が形成されているのです。 同じように、一流のレーサーは身体がマシンと一体化していますし、 一流のバスケットボールプレーヤーはボールが手に吸い付いています。 そういう風にパソコンを身体化したいと思い、キーカスタマイズなど、いろいろと試行錯誤してみました。 その結果わかったのは、もちろん、便利なキーカスタマイズソフトを使うことは重要なのですが、それ以上に重要なのは、「どのような戦略に基づいてキーカスタマイズを行うか」ということでした。 そして、それを突き詰めていったら、結局、スポーツや格闘技と同様、次の3つを徹底追求するべきだという結論に至りました。 とりあえず、ここではそれを「パソコンの身体化技法」と呼んでみることにしま
増井俊之氏がセミコロンにエンターをバインドしているという話が頭から離れなかった。もういっそのこと彼以上の変態キーバインドにしてしまおう。コンセプトはホームポジションから一切手を離さずに日常の動作を行うこと。使用ソフトはVista以外のWindows用窓使いの憂鬱(以下mayu)だ(Windows Server 2003 Resource Kit Toolsこのようなソフトウェアもあるらしい。thanks>infohack氏)。 まず感想。いざ慣れると、いかにいままで遠いキーに振り回されていたかが痛感できた。ホームポジション近辺だけで文章やコードが打てるのがこんなに快適だとは正直思わなかった。真似したい人は少ないかも知れないが、大げさではなく、本当に流れるように文章やコードが打てる。 エンター まず、増井俊之氏の言うとおり思い切ってセミコロンキーをエンターにしてみた。するとこれが想像
xmodmap -pke とすると、現在の keycode (キーコード) と keysym (キーシンボル) の対応表が表示される。 % xmodmap -pke keycode 9 = Escape keycode 10 = 1 exclam keycode 11 = 2 at keycode 12 = 3 numbersign keycode 13 = 4 dollar (略) keycode 24 = q Q keycode 25 = w W keycode 26 = e E (略) keycode 100 = Left keycode 102 = Right keycode というのは、キーボード上のキーと一対一に対応している番号で、キーボードが変われば keycode も変わる可能性がある。keysym というのは、そのキーがどういう意味を持つかという論理的な識別子と考えるとよ
X Window Systemで[Ctrl]と[Caps Lock]キーを入れ替えるには 北浦訓行 2001/12/20 PC/AT互換機のキーボードは、[Ctrl]キーが一番下の列にあるので押しにくい。一方、使用する機会の少ない[Caps Lock]キーが[A]キーの左にある。[Ctrl]キーと[Caps Lock]キーを入れ替えれば、キー操作が楽になる。 X Window Systemで[Ctrl]キーと[Caps Lock]キーを入れ替える方法はディストリビューションによって異なる。 Turbolinux 7の場合は、xconfigコマンドで設定を行う。 xconfigコマンドを実行して、[Welcome to xconfig(xconfigへようこそ)]の画面で[Configure(設定の変更)]を選択する。次に現れる画面の[Category(設定項目)]で[Keyboard Se
WindowsのIMEやATOKXは、日本語入力のオン/オフを[半角/全角]キーで行う。しかし、kinput2を採用しているディストリビューションの多くは、日本語入力のオン/オフを[Shift]+[Space]キーで行う。WindowsとLinuxを併用していると、[半角/全角]キーに統一したいという人もいるだろう。 kinput2環境で日本語入力のオン/オフを[半角/全角]キーにするには、/usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/Kinput2を変更する。このファイルは書き込み不可になっているので、rootでログインしてchmodコマンドでrootの書き込みを許可する。
Appendix 以下のリストはLinux(Turbolinux 6.0 Workstation)から作成したxmodmap.jpです。これをxmodmap.jp(あるいはXmodmap)というファイルにカット&ペーストするか、以下のリンクからxmodmap.jpをダウンロードしてご利用ください。リンクを右クリックして[対象をファイルに保存](IE)、[リンクを名前を付けて保存](Netscape)すればダウンロードできます。 keycode 8 = keycode 9 = Escape keycode 10 = 1 exclam kana_NU exclamdown keycode 11 = 2 quotedbl kana_FU oneeighth keycode 12 = 3 numbersign kana_A kana_a keycode 13 = 4 dollar kana_U k
X上でのキーマップを変更する。基本的には "man xmodmap" でわかります。 単にCtrolキーとCaps Lockキーとを入れ替えるだけなら、/etc/rc.confに keymap="jp.106x" と書くだけでよい。 調べ方 設定の変更には "xmodmap" というコマンドを使う。 変更したいキーのコード(key code)などを調べるには、"xev" を使う。 あと "xmodmap -pke" や "xmodmap -pk" "xmodmap -pm" などで現在のマップを表示して やりながら調べていく。 "xmodmap -grammar" も使える。 設定方法 一時的に変更するだけなら、コマンド "xmodmap" を使用すればよい。 X の起動時に反映させるためには、"~/.xmodmaprc" というファイルに設定を書く。 ファイルの名前は何でもよい。 コ
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