国とは異なり知事・市長など地方自治体の長には、行政行為に対して個人責任を問われるというリスクがある。リスクを承知でGOサインを出す基準とは何か。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」(9月4日配信)より、抜粋記事をお届けします――。 (略) 自治体トップの判断に影響する「住民訴訟」の巨大プレッシャー 今回の台風によって亡くなられた方にはお悔やみを、被害にあわれた方にはお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧、復興を願っております。 僕がこれまでの慣例を打ち破り、新しい政策や行動をとろうとするとき、必ず役所から言われたのが「訴訟リスクがあります」という忠告だった。 訴訟リスク……それは住民訴訟を起こされるリスクのことで、地方の政治にのみ存在する制度だ。地方の知事、市長は、政策で支出した予算が後から違法だと認定された場合には「個人で」返還しなければならない。首相や大臣に

