MySQLでロックする際、範囲指定の方法や指定するカラムによってロック範囲が変わります。 この記事ではいくつかのパターンを図解してみたいと思います。 前提条件 最初に前提条件を記載します。 この記事でMySQLを実行する際、MySQLのバージョン8.0.27を利用しています。 実際にロックを取得するのはlocks テーブルを使います。 ロックを取得する方法は様々ありますが、for updateを使い排他ロック(U)を取得してロック範囲を検証します。 テーブル定義 Name Type Nullable Extra Definition Comment