2006年9月25日のブックマーク (4件)

  • 「なに読んでるの? 長門さん」−第5話『涼宮ハルヒの憂鬱 III 』

    アニメ『涼宮ハルヒの憂』に登場する読み少女、長門有希さんが劇中なにを読んでいるのかを調査・検証する。 では第5話『涼宮ハルヒの憂 III 』から。 長門有希、図書館へ行く。 長門有希の読みぶりをふら〜っとした歩調で表すこと見事。(原作どおり) 今回も書名が判別できない。 というか、表紙が白い以外わからないが、書名があることだけは窺える。 実在する書籍だろう。 原作に当たろう。 なんだか難しい名前の外国人が著者の哲学書を大切そうに抱える長門を急かして駅前に戻って来た俺たちを、三人は三者三様の反応で出迎えてくれた。 「難しい名前の外国人が著者の哲学書」という明記があり、そして表紙が白く、長門有希の100冊の中に含まれている。 ここまで絞り込まれたならば簡単だ。 ドイツの哲学者、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの代表的著作『精神現象学』。 その長谷川宏訳であろう、と推

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    inkpod 2006/09/25
  • 第弐齋藤 土踏まず日記 : 「なに読んでるの? 長門さん」-第4話『涼宮ハルヒの退屈』

    アニメ『涼宮ハルヒの憂』に登場する読み少女、長門有希さんが劇中なにを読んでいるのかを調査・検証する。 では第4話『涼宮ハルヒの退屈』から。 今回は難しい! 拡大しても書名が読めない! ので、表紙で判断するしかないのだが……さすがに俺の記憶にはなかったので某所にてお伺いをたててみたところ笠井潔『哲学者の密室』ではないか? とご教示いただいた。 (ありがとうございます。) e-NOVELSのこちらのURI(http://www.so-net.ne.jp/e-novels/aut/k001/bkk001-15.html)にて書影が確認できる。 間違いない。 笠井潔『哲学者の密室』。 いま入手しやすいのは創元推理文庫版かしら。 『バイバイ、エンジェル』『サマー・アポカリプス』『薔薇の女』に続く「矢吹駆シリーズ」の第4作目だ。 1992年刊のハードカバー版をわざわざひっぱりだしてくるなんて……

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    inkpod 2006/09/25
  • 「なに読んでるの? 長門さん」−第3話『涼宮ハルヒの憂鬱 II 』

    アニメ『涼宮ハルヒの憂』に登場する読み少女、長門有希さんが劇中なにを読んでいるのかを調査・検証する。 では第3話『涼宮ハルヒの憂 II 』から。 これも簡単。 サイモン・シン『暗号解読』。 暗号技術が人類の歴史の中でどのように発展してきたか、いかに重要な役割を果たしてきたか、そしていまの私たちの生活にどれだけ深く関わっているか、その背景にあるドラマとロマンとを語る名著であります。 イイねぇ。

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    inkpod 2006/09/25
  • 「なに読んでるの? 長門さん」―第2話『涼宮ハルヒの憂鬱 I 』

    アニメ『涼宮ハルヒの憂』に登場する読み少女、長門有希さんが劇中なにを読んでいるのかを調査・検証する。 まずは放送第2話『涼宮ハルヒの憂 I 』から。 これは簡単。 第2話『涼宮ハルヒの憂 I 』で読んでいたのはダン・シモンズ『ハイペリオンの没落』のハードカバー版。 <ハイペリオン>二部作の完結編。 文庫ではなくハードカバーであるのが彼女の出来ているところ。 だからこのあとキョンに貸したのは<ハイペリオン>二部作の第一作目。 ダン・シモンズ『ハイペリオン』となる。 ちなみに原作『涼宮ハルヒの憂』での描写はこう。 睡眠薬みたいな名前のカタカナがゴシック体で踊っていた。SFか何かの小説らしい 次は 相も変わらず長門有希は定位置で土星のマイナー衛星が落ちたとかどうしたとかいうタイトルのハードカバーを読み続け、 原作どおりに『ハイペリオン』を読ませるアニメ制作者の心意気こそ見事!

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    inkpod 2006/09/25