2020年6月11日のブックマーク (2件)

  • おっさんが初めて空を飛んだ話

    三十路半ばで、生まれて初めて飛行機に乗りました。 幼い頃から機会は何度かあったものの全てフイになっていました。 マリンジャンボの抽選は外れたし、スーパーの懸賞旅行は「金がない」と両親だけが行った。 狂人のハイジャック事件が起きて、修学旅行は長野県のスキー場になってしまった。 弟は部活の試合で北海道へ行ったし、妹は豪州へホームステイ。 送迎や仕事で空港へ行った事は数あれど、家族の中で空を知らないのは僕だけとなっていました。 もうこりゃ空と縁がないのだろうと思っていたし、「今更何だってんだ」と意地にもなっていました。 職は変われど働き詰めであまり余裕も暇もなかったのです。 ところが、こんな時期に仕事で離島へ行く事に。 生まれて初めて「搭乗客」としてやってきた国際空港。 梅雨時とは思えぬ快晴の猛暑日。 疫病で閑散とした広大なターミナルを歩いていきます。 無人のカウンターで発行されたチケットは簡素

    おっさんが初めて空を飛んだ話
    innocencecrash
    innocencecrash 2020/06/11
    こういう記事もっと下さい。
  • 薬物はどのように精神を変質させるのか?──『幻覚剤は役に立つのか』 - 基本読書

    幻覚剤は役に立つのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズIII-10) 作者:マイケル・ポーラン発売日: 2020/05/26メディア: 単行LSDやマジックマッシュルームと聞くと僕などは「やばいドラッグ」ぐらいの認識しかないが、近年こうした幻覚剤が再度盛り上がりつつある。アングラな連中が製造しているというわけではなく、医療目的や研究対象として再注目を浴びているのだ。 たとえば、2010年頃、ニューヨーク・タイムズの一面に幻覚剤を用いる医師たちについての記事がのった。これは、ガンの末期患者に死を目前とした時の「実存的苦痛」に対処するため、マジックマッシュルームの有効成分であるサイロシビンを与える措置についての記事で、余命宣告されて精神的に参っている人に対して、幻覚剤を用いることでその苦痛を少しはやわらげられるのではないかという。 で、これを実施したところ、有志の被験者の多くがガンや

    薬物はどのように精神を変質させるのか?──『幻覚剤は役に立つのか』 - 基本読書