今回はSymfonyのさまざまな特徴の根幹をなしているカーネルについて紹介します。 カーネル(Kernel)は、HttpKernelコンポーネント内の主に2つのインターフェイス、2つのクラスで構成されています。 HttpKernelInterfaceKernelInterfaceKernelHttpKernel 図ではKernelInterfaceやKernelクラスのメソッドは省略しています。 アプリケーションの処理を抽象化したHttpKernelInterfaceHttpKernelInterfaceはとても単純で、handle()メソッドのみが宣言されています。handle()メソッドは「何か入力を受け取り、それを処理して出力を返す」という、アプリケーションの処理そのものを抽象化したインターフェイスといえるでしょう。 このように単純にhandle()メソッドで入力を処理し、出力を返す
Behat 1系では、Webサイト内のページへのアクセスに対して、URLを直接フィーチャーに記述するのではなく、ページ名をつけて抽象化できるようになっていました。フィーチャーの可読性や抽象度の統一の面で優れた方法です。URLのを直接フィーチャーに記述すると、たとえば次のようになります。 シナリオ: 会員登録申込 前提 "/" を表示している URLのかわりにページ名を用いると、次のようになります。 シナリオ: 会員登録申込 前提 "トップページ" を表示している Behat 2系では直接URLを記述する方法しかサポートされておらず、ページ名を利用するには、多少の準備が必要です。 依存ライブラリ準備Behat/CommonContextscomposerでインストールしている場合は、behat/common-contextsを以下のように追加します。 { "require": { "beha
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