このグラフは、2001年以降の障害者雇用率の推移を表したもの。2001年には法定雇用率以下の1.27%に留まっていた雇用率は、2002年には5倍の6.35%に急拡大。さらに、その2年後、2004年には7.55%と7%台に乗り、2008年には8.06%に達している。昨年(2009年)は8.04%とわずかに低下したが、依然として8%台を維持。今年6月1日現在の実績も、「ほぼ前年並みの水準を保っている」(ファーストリテイリング)という。 雇用者の実数は、2009年6月時点で763人。障害者雇用促進法では重度障害者は1人雇用すると雇用率の積算上は2人と見なされる。このために、計算では「922.0カウント」となり、1万1000人強の常用雇用者(従業員)に対する雇用率が8%を超えるというわけだ。 あくまでも戦力としての雇用 雇用している人たちの障害別の内訳は、軽度の知的障害者32.7%、重度の知的障害
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