Linuxにはzone_reclaim_modeというsysctlオプションがある。どういうものかというとNUMAマシンにおいて、CPUから遠いメモリを使うぐらいなら、近いメモリのキャッシュを捨ててでも自分が近いメモリを使えるようにする。というポリシー で、Linuxは遠いメモリへのアクセスが近いメモリに対してすごい遅いマシンだと、これがデフォルトでON. で、Core i7 やOpteronのような最近のx86はソフトウェアから見るとNUMA。かつベンダによっては(BIOSのSRAT, SLITテーブルによっては)、メモリ間が遠いので、zone_reclaim_modeがONになってしまう。 が、Core i7の典型的な使用方法であるWebサーバ、ファイルサーバ、デスクトップ用途ではメモリがまだあるのに、キャッシュを捨てるのは性能が落ちてしまう。という問題があった。 で、腹が立ったので、