西武・渡辺監督、攻めの采配で勝利と続投“ツモ”れるか 逃げ方も熟知 夕刊フジ 10月9日(水)16時56分配信 「渡辺は何が何でも上がりに賭けて勝負する。伊東は正攻法で攻めながら粘り強くハイテイ待ち。秋山は役作りを楽しみながら上がりを待つ」 3人の西武現役時代をよく知る当時の球団代表で現プロ野球経営評論家の坂井保之氏は、マージャンに例え、彼らの性格を語ったことがある。クライマックスシリーズ(CS)進出をかけた2ゲーム差以内の戦いで、黄金時代にチームの中心にいた渡辺久信、伊東勤、秋山幸二が別々のチームで戦い、ソフトバンク・秋山監督が落ちた。 雌雄を決したのは2、3日の西武vsソフトバンク2連戦。判で押したような継投をした秋山監督に対し、渡辺監督は先発を次々と中継ぎに回し急場をしのぎながら新人左腕・高橋を起用。涌井につなげたのは攻めの采配そのものだった。「後がないから攻めに徹することができ