「風を感じ、自由に滑れる、やっぱりスキーは最高です」 進行性の目の難病により、歩行の際には、わずかに見える点字ブロックを頼りに、 慎重に歩く女性が、4年ぶりにスキーを楽しんだ時の心境をこう語りました。 再び「スキー」を取り戻した視覚障害のある20歳の女性と、ともにゲレンデを滑走する 仲間たちの物語です。 (横浜局/カメラマン 鳥越佑馬) 全盲のスキーヤーも自由自在に滑走! ことし1月。新潟県湯沢町のスキー場に集まった視覚障害のあるスキーヤー8人と目の見えるスキーヤー40人。横浜市の「かながわブラインドスキークラブ」が開いたスキーツアーです。 「かながわブラインドスキークラブ」のメンバー ブラインドスキーとは、視覚障害者(ブラインド)と目の見える「パートナー」がともにスキーを楽しむ、スキーのひとつのスタイルです。 視覚障害のある参加者の中でも、弱視や全盲などそれぞれ見え方は違います。 それぞ
