台風27号の接近に備えて、東京電力福島第一原子力発電所では、汚染水のタンクを囲うせきにたまった水のうち、放射性物質の濃度が高い水の移送を進めていますが、移送先が足りなくなり、東京電力は、ことし4月のトラブルで使われていない地下の貯水槽への移送を始めました。 福島第一原発では、汚染水のタンクを囲うせきで大雨のたびに水位が上昇し、東京電力は、放射性物質の濃度が、国が認めた放出基準を上回る水は専用のタンクなどに移送し、下回った水は敷地内に放出しています。 しかし、移送先の4000トン分の容量があるタンクや2号機のタービン建屋では貯蔵できる量の限界に近づいたため、東京電力は台風27号の接近に備えて敷地内の地下の貯水槽3か所を一時的に使う方針を決めました。 3か所のうち1か所は今月16日の台風に伴う大雨の際にもせきの水を移しましたが、3か所合わせて新たに8700トン分を確保できるということで、原子力
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く