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  • ときめき昆虫学: 元虫好き少年少女がふたたび虫スイッチを押すとき - むしブロ

    ときめき昆虫学: メレ山メレ子 著 ニコニコ学会βのむしむし生放送やむしマガのインタビューでもたびたびお世話になっている虫大好きブロガー・メレ山メレ子さんの渾身の虫「ときめき昆虫学」が出版された。私と一緒にクマムシを観察したときの様子も収録されている。 ときめき昆虫学 目次 1 チョウ 美しい翅のお客さん 2 ハチ すべて春の仕業 3 アリ 巣の中と外のドラマ 4 クモ 神秘の網にからめとられた「クモ狂い」たち 5 ホタル 愛され虫の甘い罠 6 タマムシ 女子開運グッズとしてのタマムシに関する一考察 7 ダンゴムシ はじめての虫のお友達 8 トンボ 水辺の恋のから騒ぎ 9 ガ 灯の下の貴婦人 10 セミ 真夏のホラー 11 カイコ 家畜化昆虫との新しい関係とは? 12 ゲンゴロウ 黒光りの誘惑 13 クマムシ 最強生物を商う男 14 バッタ 「バッタ者」はなぜカブくのか 15 コガネムシ

    ときめき昆虫学: 元虫好き少年少女がふたたび虫スイッチを押すとき - むしブロ
  • 研究活動支援型クラウドファンディングサイトがオープン - クマムシ博士のむしブロ

    STAP細胞騒動の影にすっかり隠れてしまった感があるが、日初となる研究活動支援に特化したクラウドファンディングプラットフォームサイト「academist(アカデミスト)」がオープンした。 研究費獲得のためのクラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」 研究者が研究活動に必要な資金を、このサイトを通して一般市民から集めることができる仕組みだ。必要金額は研究者が自由に設定できる。期限内に目標金額に到達しなかった場合は、寄附金は没収されて各寄附者に戻されるオール・オア・ナッシング型のシステムになっている。目標金額に達した場合、研究者に金額の80%が渡り、残りの20%はプラットフォーム側の取り分となる。 目標金額を獲得するためには、研究者は自身の研究の重要性や面白い部分をいかにアピールできるかが重要となる。このあたりのことはacademist側も当然認識しているようで、研究

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  • 小保方さんの会見に思うこと - むしブロ

    2014年4月9日、小保方晴子さんと代理人の弁護士が記者会見を開き、理研調査委員会の最終調査結果への不服申し立て内容について説明しました。 小保方氏一問一答: 毎日新聞 会見で小保方さんはNatureに掲載されたSTAP細胞研究論文に不適切な点があったことを認めて謝罪しました。しかし、理研調査委員会による調査は不十分であり、データ画像の改ざんと捏造の認定については容認しない旨が述べられました。その他にも、STAP細胞を200回ほど作製してきたことや、第三者がSTAP細胞作製の追試に成功したことが報告されました。 ただ、作製した細胞の多能性マーカー遺伝子Oct4の発現を確認しただけなのか、それとも細胞の分化能まで確認したのかなど、STAP細胞をどのレベルで確認したかについては言及されませんでした。また、追試に成功した人物についても明らかにされませんでした。 ここでは、STAP細胞の存在自体の

    小保方さんの会見に思うこと - むしブロ
  • 昆虫研究界に新エースあらわる - クマムシ博士のむしブロ

    昆虫は材としてのポテンシャルが高く、昨今の昆虫ムーブメントには目を見張るものがあることを以前書いた。 21世紀は昆虫の世紀になるかもしれない 昆虫が大衆化するためには、ディープではなくライトに攻めることが肝要だ。昆虫というジャンル自体が嫌でもマニアックな色彩を放っているため、それだけで敬遠されやすいからだ。 そんなマーケティング案はおかまいなしに、真逆の方向、すなわちどこまでもディープに突き進んでいる前衛研究者がいる。その男の名は佐伯真二郎という。 氏のブログ「蟲ソムリエへの道」では、昆虫を1種類ずつの味についてのレビューが淡々と綴られている。氏のブログでこれまでにレビューされた昆虫は、優に100種類はありそうだ。イナゴやハチなどメジャーな昆虫材にとどまらず、「べる」どころか「触る」のも躊躇するような昆虫もアグレッシブにお口に運び、その感想を並べている。 実は佐伯氏は、バッタ

  • やっぱり日本のアカデミアの将来は明るいかも - むしブロ

    メルマガにもTwitterにも書いたのだけれど、ここでも少し書いておきます。 このブログでさんざんネタにさせてもらったバッタ博士が、京都大学の助教に就任されました。 少年の頃からの夢、叶いました。: 砂漠のリアルムシキング おめでとうございます。ネット上でも多くの人から祝福されていて、バッタ博士が皆から愛されていることがよく伝わってきます。ネット上のリアルなストーリーに皆さん共感している感じがいいですね。この助教のポジションでは引き続き5年間までモーリタニアで研究が可能だそうで、またアフリカでの勇姿を届けてくれることでしょう。 今回の京都大学の公募プログラムは白眉プロジェクトとよばれるもので、様々な専門分野から人材を選んだようです。就職活動を放棄していた私は知らなかったのですが、ポスドクらの間ではかなりステータスの高い憧れのポジションらしい。選考会議も「伯楽会議」と称しているだけのことはあ

  • クマムシ、極限環境微生物学者に完全勝利。 - クマムシ博士のむしブロ

    去る9月25日に新宿ロフトプラスワンで行われたクマムシ vs 極限環境微生物ー地上最強生物トークバトルが満員の観客を迎えて行われた(このイベントに至るまでのあらすじはこちら→クマムシ博士から深海を行く微生物ハンターへの反論: ナショナルジオグラフィック)。 結果から先にいうと、クマムシの圧倒的勝利で幕を閉じた。ここではその模様を振り返ってみたい。 イベント開始。しかし、極限環境微生物学者の高井研氏の姿が見えない。クマムシ勢を相手に怖じ気づいたのだろうか。仕方がないので、メレ山メレ子さんと一緒にイベントを進行する。私がいかにクマムシが最強であるかをプレゼン。ちなみに私がかぶっているクマムシ帽子は、ひよこまめ雑貨店さんに特注で作ってもらったものだ。クマムシは生物学的にも芸術的にも優れていることを説明。そして、むしむし女子からもキラキラ女子からも圧倒的に支持されていることも。 クマムシ助手による

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  • ニコニコ学会βのむしむし生放送に登壇しました - クマムシ博士のむしブロ

    今さらのご報告ですが、さる2013年4月27日にニコニコ学会βの1セッション「むしむし生放送」でクマムシの研究について発表させていただきました。あれから1ヶ月経ってないのに、だいぶ前の出来事に感じられますね。 むしむし生放送: ニコニコ学会β (ニコニコ動画にログインして視聴できます) 今回のむしむし生放送はニコニコ学会βを取り仕切った江渡浩一郎さんが、昨年行われた昆虫大学を主催したメレ山メレ子さんに話を持ちかけたことで企画が実現しました。 江渡浩一郎氏 (撮影: 石澤ヨージ氏) むしむし生放送の座長にメレ山メレ子さん、そして黒子には八谷和彦さんに入っていただきました。メレ子さんと八谷さんにはセッションのアレンジを引き受けていただき、大変助かりました。感謝。 メレ山メレ子氏 (撮影: 石澤ヨージ氏) 八谷和彦氏 (撮影: 石澤ヨージ氏) 登壇者は丸山宗利さん、小松貴さん、バッタ博士こと前野

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  • 超高校級とよばれたイケメンサイエンティストの野望 - クマムシ博士のむしブロ

    世の中には天才児とよばれる子どもが稀に存在する。ゲノム解析ツールG-languageの開発者、慶應大学特任講師の荒川和晴氏も、少年時代にきっとそうよばれていたに違いない。 4台のスクリーンで解析作業をする荒川氏 (慶應大学湘南藤沢キャンパスにて) 研究室はコテージのような造りになっている 「なぜ世界中の人々は神や宗教を作りだしたのか?その思考の源となる脳のメカニズムはどのようになっているのか?」 こんなナイーブな疑問を持ったことが、生命科学の道に進んだきっかけだ。高校時代に北米の数学コンテストで3位をとり、大学入学時には教授から超高校級とよばれ、大学院修士課程入学後に3年半で博士号を取得した荒川氏。 そんな人並み外れた経歴をもつ彼が今、クマムシにはまっている。彼には、生命現象を数学的に定義づけたいという野望がある。そして、クマムシは、この野望を成し遂げるための最適な研究対象なのである。 ク

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  • 評価されることで生きやすくなる世の中の到来 - クマムシ博士のむしブロ

    世の中が評価経済社会に向かって進んでいる昨今、ネット上などで個人に簡単に投げ銭ができるシステムができれば、高い評価を持つ人間がサポーターに支援されることで経済自立できるようになる。私は常々そういう世界になると思っていた。 そして先週、まさにそんなシステムが日で立ち上がった。 studygift このstudygiftは学生への支援目的で立ち上がったものらしく、この立ち上げに際して一人の大学生がフィーチャーされている。 この大学生は坂口綾優さんで、彼女は自ら撮影した写真をネットへ投稿し続けることで人気を獲得、Google+で多くのフォロワーを集めて話題になった人だ。坂口さんが注目されているのは、普通の大学生がネットでの活動により類希な高い人気≒評価を集めたことだろう。 そんな坂口さんがstudygift上で学費の支援を募っていた。その額は112万円。このうち25%が自己負担なので、支援額の

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  • クマムシナイト@ロフトプラスワン - クマムシ博士のむしブロ

    全国のクマムシファンのみなさま、お待たせいたしました! 超レアなクマムシ・ザ・ビッグイベント開催決定!です! 国内を代表する4人のクマムシ研究者がクマムシについて語り倒すナイトイベント、その名も「クマムシナイト」。会場は知る人ぞ知るサブカルチャーの殿堂、新宿ロフトプラスワン。 詳細は以下の通りです。 クマムシナイト 【日時】 2012年3月13日(火) OPEN 18:30 / START 19:30 【会場】 新宿ロフトプラスワン 新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2  アクセス 【出演者】 荒川和晴(慶応大学) 國枝武和(東京大学) 鈴木忠(慶応大学) 堀川大樹(パリ第5大学) 【イベント内容】 地上最強の動物として知名度が上昇中のクマムシ。 乾燥や放射線、そして宇宙空間でも生き延びたその強さと生態の秘密について、国内を代表する4人の現役クマムシ研究者が語り尽くす初のクマムシナイトイベ

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