ブックマーク / n-shikata.hatenablog.com (2)

  • 言葉の〈始原〉とコスモロジー―幕末国学言語論の思想的位相― - はぐれ思想史学徒純情派

    言葉の〈始原〉とコスモロジーー幕末国学言語論の思想的位相.pdf - Google ドライブ 一.問題の所在 今の世に古学と称して、哥道立る徒。蟻の如く多かるに。其先生のたちの伝を物するに。契沖。県居。鈴屋をし。三哲などを称して。此大人の事をば。都に称するなきは。其徒みな哥作者にて。道の義を知らざる故に。哥学の方より然は思ふにぞ有りける。*1 皇国の古伝説は、天地いまだ成らざりし以前より、天つ御虚空に御坐して天地をさへに鎔造ませる。産霊大神の御口づから、天祝詞もて、皇美麻命の天降坐る時に御伝へ坐ると、其五百座の御子神たちの、裔々の八十氏々に語り継たる、或は世に弘く語り伝たるも有が中に、天祝詞なる伝は、古伝説のにて正しき由よし〔中略〕日紀古事記なる伝は、世に弘く伝はりたるを集め記されたる故に、自然に訛れる伝へも交れるを、祝詞の伝へにて正し辨ふべき〔後略〕。*2 平田篤胤(1776-18

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  • 『表象07』拝読しました - はぐれ思想史学徒純情派

    表象〈07〉 作者: 表象文化論学会出版社/メーカー: 表象文化論学会発売日: 2013/04メディア: 単行この商品を含むブログを見る 昨日届いた『表象07』を先ほど拝読しました。 今回の特集は、「アニメーションのマルチ・ユニヴァース」。 特集が主に対象としているのは、「クールジャパン」に代表されるような、ありがちな「アニメ文化論」を相対化し、むしろ歴史的な「厚み」を持っている視覚芸術としての「アニメーション」をめぐる問題系について、対談・論考・インタビュー・翻訳などから再考を試みており、大変興味深いものでした。 土居伸彰さんによる「イントロダクション」には、特集の意図が次のように書かれています。 この特集が目指すのは、アニメーションをめぐる「夢」の話を一度リセットして考え直すということだ。そのためにまず、アニメーションの多元宇宙性を描き出し、アニメーションをめぐる自意識の相対化が

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