2013年3月26日(火)に、東京大学駒場キャンパスにて、ワークショップ「人文学と制度」が開催された。本ワークショップは、先頃刊行された西山雄二編『人文学と制度』(未來社、2013年)の合評会というかたちで、人文学の今日的な意義とその将来性を描き出すことを目的としたものである。 本ワークショップに登壇したのは、2009年に刊行された『哲学と大学』(UTCP叢書3、未來社)に続き本書の編者を務めた西山雄二と、その他の中心メンバーである大河内泰樹、藤田尚志、宮崎裕助の各氏である。そこに、同書の執筆者でもある星野太(UTCP)と、梶谷真司(UTCP)が登壇者として加わった。 前半のセッションでは、西山氏が同書の概略を提示し、大河内・藤田・宮崎各氏が自身の執筆論文の紹介と、同書全体に対するコメントを行なった。詳しい内容は同書の記述と重複するので割愛するが、各氏の論文タイトルは次のとおりである。 宮
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