採用は非常に難しい仕事だ。自分たちの会社に合う人かどうか、仕事が出来るかどうか、長く一緒にやっていけそうかどうか、様々な観点で確認していく必要がある。 私たちの会社は、管理のない会社経営に取り組んでおり、それを支えるのはセルフマネジメントで働ける人たちの存在だ。社内の誰もがセルフマネジメントが出来なければ、フラットな組織は成立しない。だから、セルフマネジメントが出来る人かどうか、採用の際に見極めなければならない。 採用に正解はないし、フィーリングも大いにあるだろうが、その中でも、今回は私が中途採用で面接をする際にセルフマネジメントが出来そうな人材かどうか、気にしているポイントについて書いた。 仕事をやめて背水の陣で挑もうとしてないか 前職を辞めて、絶対に入社するぞ、という覚悟をもって転職活動に臨まれる方がいる。そこまでの気持ちがあって素晴らしい、と考える会社もあるかもしれないが、私たちの場
何よりも覚えておいてほしいこと 先日、テレビで、あるアルピニストがこんなことを言っていました。 「雪山で、雪崩の危険があるときに下山の決意をするためには勇気が必要だというが、そうではない。下山する計画があったかないかだけだと思う」 私もその通りだと思います。 疲れのメカニズムと、そのときに生じる心のメカニズムを知っておけば、「今、自分は下山する段階だ」と客観的に判断することができます。 疲れが第3段階にまで進行すると、思考が全体的にネガティブになるので、「ここで休んだら人に迷惑を掛ける」「自分の居場所がなくなるに違いない」と切羽詰まった答えしか出てきません。それよりも、第2段階のうちに「私は今、心身にこんなサインが出ている。ここで下山しないともっと判断が難しくなるぞ」と思えることが大事なのです。 疲労を蓄積しないために、皆さんに覚えておいてほしいフレーズがあります。それは、 「睡眠が5時間
日本で深刻化している「長時間労働問題」。 もしこの問題があの「Google」で起こったとしたら、同社はどう対処し、解決するでしょうか。Googleで人材育成やリーダーシップ開発に携わってこられたピョートル・フェリクス・グジバチさんにお話を伺いました。 Googleの社員が「労働時間」を問われない理由 ーピョートルさんの在籍中、Googleで「長時間労働」が問題として挙がったことはありましたか? 少なくとも、単に「長時間働いているから」というだけで「あの人は仕事を頑張っている」と評価が上がるということはありませんでした。 そもそも「労働時間で管理する」というのは、工場やレストランで働く人など、アウトプットが定型化している仕事に就く人をマネジメントする際に使われる考え方。 そうではない、例えば、営業職、企画職、あるいは管理職もそうですが、いわゆるホワイトカラーの職業に就く人を「時間で管理する」
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