麻生太郎首相の組閣に対し、自民党の最大派閥・町村派(清和政策研究会、90人)から、不満が噴出している。総裁選で「麻生勝利」を決定付けたのに、派閥推薦を受け入れられず入閣者が2人にとどまったからだ。だが、党混乱の原因は町村派出身の安倍晋三、福田康夫両元首相の「政権ほうり出し」であることから、他派閥は「いつまで総裁派閥のつもりなのか」(党幹部)と反発。一方、町村派のスター・小泉純一郎元首相は25日、引退表明。代表世話人の町村信孝前官房長官と中川秀直元幹事長の主導権争いも始まっており、混乱はさらに広がりかねない。(加納宏幸) 「清和研として結束を作ろうとしたが、それぞれに考えがあったが、これは一通過点であり終わった話だ。次期衆院選で全員が勝ち抜いてこれるように一致協力したい」 中川氏は25日昼、町村派総会で「ノーサイド」を強調。中山成彬国交相も「川に大きな岩があり、流れは2つに分かれたが、また1
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