2014年6月19日のブックマーク (3件)

  • 谷崎潤一郎『痴人の愛』感想〜馬乗りされたい僕と応じるたびに変わる君 - 太陽がまぶしかったから

    婚活小説としての痴人の愛 谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読んだ。馴染み深い表紙の新潮文庫版ではなくて中公文庫版。Kindleで買うと新潮文庫版が490円で、中公文庫版が350円だったという即物的な理由なのだけど、そもそも電子書籍で価格差が発生することがあるのだと思った。栞紐がない新潮文庫には今ひとつ肩入れできない。学生時代に途中までは読んだような気がするのだけど、実は最後まで読んだのは今回が初めてだった……と思う。 痴人の愛(新潮文庫) 作者:谷崎潤一郎新潮社Amazon 話のスジとしては、勤勉で中年に入りかけた譲治(ジョージ)がカフェーで給仕をしている奈緒美(ナオミ)の佇まいや名前にハイカラ性を見出して引取り、「友達のような夫婦」として甘やかしつつも淑女としての教育をしながら「お伽話の家」の中で怠惰に暮らす。このあたりは、ちょっとした婚活小説になっている。 しばらく経ってナオミも外出するよう

    谷崎潤一郎『痴人の愛』感想〜馬乗りされたい僕と応じるたびに変わる君 - 太陽がまぶしかったから
    inujin
    inujin 2014/06/19
    自分がいま中年クライシス中なので面白かった/自分の中の変容は肯定してったほうがより楽しめるんだろうなーって
  • 本気で苦しんでいる当事者に対して他人がしてあげられることなんて何があるのだろう - Ust's Diary

    先日、ちょっと失敗したなーと思うことがあった。 そいつ(以下Aと呼ぶ)は少し前からある目標に向けて頑張ってて、でも思った通りにはいかずけっこう苦労していた。やってることはA自身の問題だったしどうしたって力になれないのはわかってたけど、僕は何かしら言葉を掛けるべきなんじゃないかと思った。でも結果的にそれは上手くいかなかった。ちょっと冗談めかして言葉を掛けたんだけど、向こうは僕が思ってる以上に余裕がなかったんだと思う。後になって、これなら何も言わない方がましだったと後悔した。 そいつとは付き合いも長くて、もう10年以上なんだかんだ仲の続いている間柄だ。いつも一緒なんてことはなかったが、人生の半分以上はAのことを知っていて、かなり理解しているつもりでいた。しかし実際蓋を開けて見ると、全くそんなことはなかった。「あいつならこんな感じに言っても、真意は伝わるだろう」という驕り、相手の立場に対する想像

    本気で苦しんでいる当事者に対して他人がしてあげられることなんて何があるのだろう - Ust's Diary
    inujin
    inujin 2014/06/19
    まっとうな疑問だと思う/僕は自分が鈍感なのを知ってるのでドン引きされるの承知で何をしてほしいか聞くことが多い
  • タイ人との温度差

    営業戦略会議があった。 出席者はタイ人5人、日人3人(私含め)の計8人。 テーマは2014年前半の振り返りと後半の営業計画。 これまでのペースだと今年の目標を達成することは難しい、ということが分かった。 課題の共有をした後、今後の具体的な戦略の話に移った。 しかし、「こうして行こうと思います」という意思表明をしたのは、タイ人では5人中たったひとり。(女性マネージャー) 他のメンバーは終始無言だったりスマホでSNSをしていたりして、話をきちんと聞いているのかどうかも分からなかった。 意見を求められると笑ってごまかしたり「No comment」という返事が返ってくる。 発言しないなら会議に出る意味が無いんじゃないの? 何で会議中にSNSで遊んでるの? 課題が明らかになったのにどうにかしたいとは思わないの? など疑問が湧いてきて、会議中ずっとイライラしていた。 うちの会社の日人は情熱的な人し

    inujin
    inujin 2014/06/19
    日本にいてもよくあります/うまく仕事自体の面白さみたいなのに巻き込んでいけたらいいですね