第18節終了時点で14ゴールの佐藤寿人。得点ランキングでは2位(8得点)以下を大きく引き離している。 優秀なストライカーの定義とは何だろうか。 豪快なボレーシュートをゴールに叩き込み、派手なパーフォマンスを見せる。スピードで相手を抜き去り、観客を湧かせる。もしくは豊富な運動量で前線から積極的にプレスをかける。いずれも正解ではあるが、最も重要なのはコンスタントにゴールを決めることではないだろうか。 コンスタントという点において、サンフレッチェ広島の佐藤寿人は群を抜いている。 Jリーグ第5節のガンバ大阪戦で史上10人目(日本人選手では6人目)となるJ1通算100ゴールを記録し、同時にJ1、J2を含む通算150得点もマークした。それだけでなく、第13節のコンサドーレ札幌戦では、早くも今季のゴール数をふた桁に乗せた。何より自身が「最低限の目標」と掲げるふた桁得点は、2004年から9年連続(※下表参
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