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ブックマーク / number.bunshun.jp (227)

  • シメオネの能力を見くびっていた!アトレティコ、2冠に王手の秘密。(横井伸幸)

    アトレティコの監督に就任して3年目、5位、3位、そして今季は現在1位とチームは鋭角に上昇曲線を描いてきた。夢の2冠、達成なるか。 今シーズンもバルセロナとレアル・マドリーが優勝争いを繰り広げる。 開幕前、筆者はそう考えた。スペインの大方のメディアもそう書いていた。2強と他18チームの力の差は昨季の時点で大きく開いており、どこがどれほどの補強をしたところで縮まらないと思われたからだ。 果たしてバルサは第1節から首位につき、そのまましばらく居座った。 ところが、その背後にぴったり張り付いたのはレアルではなくアトレティコだった。 その後アトレティコは第4節と第22節で一時的にバルサを追い抜き、第29節からは替わって首位を走り始めた。同様にCLでも快進撃を続け、遂には40年ぶりの欧州ナンバーワン決定戦へ勝ち進んでしまった。道中、欧州王者歴のある強豪を4チームも破ってのことだから、まぐれや幸運のおか

    シメオネの能力を見くびっていた!アトレティコ、2冠に王手の秘密。(横井伸幸)
  • J2降格も監督続投で、開幕12連勝!“湘南スタイル”に潜む2つの秘密。(戸塚啓)

    開幕12連勝はJ2の新記録を更新中。サプライズ降格といわれたジュビロ磐田を大きく突き放し、1年でのJ1復帰へ向けて最短距離で走り続けている。 強い。とにかく強い。 目が離せない。一瞬たりともピッチから視線を外せない。 Jリーグ開幕から2カ月以上が経過したが、いまだ負けなしのチームがある。 J2リーグの湘南ベルマーレだ。3月、4月を全勝で乗り切り、過密日程のゴールデンウィークも確実に白星を加えた。開幕から12連勝(!)の勝点36で、首位を独走している。 リーグ戦の勝ち点の優勝ラインは、試合数の倍が目安と言われる。42節で争われるJ2なら「84」だ。実際に、昨シーズン優勝のガンバ大阪は勝点87、2位のヴィッセル神戸は勝点83で自動昇格を果たした。全日程の3分の1に満たない12試合で、すでに勝点40を目前としている今シーズンの湘南が、どれほどハイペースなのかが分かるだろう。 他チームに並走を許さ

    J2降格も監督続投で、開幕12連勝!“湘南スタイル”に潜む2つの秘密。(戸塚啓)
    inumash
    inumash 2014/05/08
    目指してるレベルがほかのJ2クラブとは一段違うもんな
  • チェルシーとの天王山に敗れても、国民は「ジェラードの戴冠」を望む!(山中忍)

    スティーブン・ジェラードが足を滑らせ、デンバ・バがゴールへと足を進めた。 4月27日、リバプールがホームで喫した敗戦(0-2)の象徴的シーンを選べば、チェルシーに先制点が生まれた前半ロスタイム中の一場面になる。ジェラードが慌ててバランスを崩した原因は、パスを受けた際のコントロールミス。このハーフタイム間際の失点が、後半、早目のクロスと遠目からのシュートを選択してしまうチームの精神状態を招いたとも考えられる。 しかし、それがたとえプレミアリーグ天王山対決での致命的な「失敗」であっても、今季のジェラードに対する最高レベルの評価を落とした者などいないだろう。 大詰めの第36節で実現したリバプール対チェルシーは、中立的立場の国民が「優勝を最も望むチーム」と「優勝を最も嫌うチーム」の対決とメディアで位置付けられていた。 世論をリバプールになびかせた中心人物は、ジェラードに他ならない。クラブ生え抜きの

    チェルシーとの天王山に敗れても、国民は「ジェラードの戴冠」を望む!(山中忍)
  • モイーズ電撃解任を徹底検証!見えない未来とファーガソンの影。(田邊雅之)

    「選手たちは自分自身を恥じるべきだ」(ロイ・キーン)、「監督業には必ず2年の期間が与えられるべきだ」(ガリー・ネビル)。クラブのOBたちも一様に今回の早期解任には戸惑いを示している。 「いよいよ『審判の日』が来たかもしれないぜ。携帯の電源だけは入れておきな」 4月21日、月曜日夕方。知り合いのイギリス人ジャーナリストから、突然SMSが届き始めた。程なくして、新聞各社がウェッブサイトで臨時ニュースを流し始める。マンチェスター・ユナイテッドはプレミアの35節で、エバートンに0-2で完敗。来シーズン、CLに出場する可能性が消滅したことを受け、クラブの役員会がデイビッド・モイーズ監督の解任を討議し始めたというのが、速報の内容だった。 それから一夜明けた現地時間の朝8時30分。ユナイテッドの公式サイトはついに正式発表を行なう。 「マンチェスター・ユナイテッドは、デイビッド・モイーズがクラブを退団した

    モイーズ電撃解任を徹底検証!見えない未来とファーガソンの影。(田邊雅之)
  • 新記録続きの攻撃力。ザルツブルクを見逃すな。~「オーストリア史上最強」は本物か~(豊福晋)

    バイエルンの史上最速でのブンデスリーガ優勝は世界で話題となったが、バイエルン州と国境を挟んだ向こう側に、密かに注目を浴びるもうひとつのチームがある。 バイエルンの2日前にオーストリアリーグ優勝を決めたFCザルツブルクだ。リーグ戦8試合を残しての優勝も、ホーム32試合無敗も新記録。ヨーロッパリーグではベスト16でバーゼルに敗れたが、アヤックスを破っての10連勝のインパクトは強く、元オーストリア代表MFのヘルベルト・プロハスカは「オーストリア史上最強のチーム」と絶賛している。 最大の魅力はその攻撃力。4月1日時点で98得点を生んだ秘密のひとつがSDのラルフ・ラングニックが定めた『8秒ルール』だ。「ボール奪取から8秒以内にシュートに持ち込まなければならない」という指令の下、チームは高い位置でのボール奪取を徹底。前から激しいプレスをかけ、奪取後はスピーディな攻めを繰り返した。 こちらは雑誌『Num

    新記録続きの攻撃力。ザルツブルクを見逃すな。~「オーストリア史上最強」は本物か~(豊福晋)
  • 岩政大樹が明かす、タイ・プレミアリーグの実情。~日本代表経験者が移籍する理由~(栗原正夫)

    ここ数年、欧州挑戦という動きに加え、Jリーガーの新たな移籍先として注目を集めているタイ・プレミアリーグ(TPL)。昨秋にオランダのフェンロからカレン・ロバートがスパンブリーへ入団したのに続き、今冬にも岩政大樹(鹿島→BECテロ・サーサナ)、茂庭照幸(C大阪→バンコク・グラス)、西紀寛(東京V→ポリス・ユナイテッド)と、日本代表歴のある選手たちが新天地を求めるなど、その流れは加速する一方だ。 とはいえ、TPLの実情があまり報じられていないのも事実である。 2月22日に開幕した今季のTPLは、11月2日までに総当りのホーム&アウェー戦で全38節が行なわれる。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 1109文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料

    岩政大樹が明かす、タイ・プレミアリーグの実情。~日本代表経験者が移籍する理由~(栗原正夫)
  • 不倫騒動、そして“遺恨試合”――。セリエAを騒がせた三角関係の行方。(弓削高志)

    33節に行なわれたサンプドリア対インテルの一戦は、今季のセリエA最大の“遺恨対決”だった。 ユベントス対ナポリの南北決戦でもなく、ウルトラスの逮捕者が続出するローマ・ダービーでもない。12位のサンプと5位インテルによる一見凡百なカードへ、イタリア中の好奇の目が一斉に注がれたのには、とびきりの理由があった。 キックオフ直前の握手交換で、サンプ側最後尾に並んだFWマキシ・ロペスは、ホストチームのエースFWとしてインテルの選手たちを迎えながら次々にタッチをかわした。だが、マキシは最後にやってきたFWイカルディが中途半端に伸ばした手をスルーした。視線すら合わせようとしなかった。 これは、彼ら2人の果し合いだった。 サッカー選手2人と、金髪モデルの三角関係。 愛憎劇の発端は、若い盛りのイカルディが1の爆弾ツイートを投下した昨秋11月中旬に遡る。 「ワンダ、君を愛してる」 マキシのワンダ・ナラへ

    不倫騒動、そして“遺恨試合”――。セリエAを騒がせた三角関係の行方。(弓削高志)
    inumash
    inumash 2014/04/17
    これだけ読むと奥さんとイカルディがクズ過ぎてマキシが不憫すぎるのだが・・・。
  • <言葉の力をめぐる一省察> イビチャ・オシム 「感じたことを率直に、そして真摯に語るべきだ」(田村修一)

    理想を具現化する上で、指導者の発する 言葉の重みと効果的な伝え方とは――。 日サッカーのさらなる前進を望む名将が、 豊富な経験と深い愛情をもとに伝授する。 日発売の『NumberPLUS イビチャ・オシム 日サッカーに告ぐ2014』より、 ザックジャパンの転機となった2011年のアジアカップ制覇直後に、 クロアチアの地で語ったオシムの金言を、特別に公開します。 イタリア国境に近いクロアチアの港町プーラ。アドリア海沿岸でも屈指の保養地に、イビチャ・オシムはアシマ夫人とともに滞在していた。アマルが率いるジェリェズニチャル(ボスニアリーグ2009-2010年優勝)が、ここで合宿を行なっている。息子に招待されての訪問は、自らのリハビリも兼ねていた。こけた頬と精悍な眼差し。歩くスピードも、これまでのどのインタビューのときよりも速い。 同じホテルにチェックインしたわれわれの事が終わるのを待つの

    <言葉の力をめぐる一省察> イビチャ・オシム 「感じたことを率直に、そして真摯に語るべきだ」(田村修一)
  • 「カガワもホンダも素晴らしい」イブラが語った人生、そして日本。 (豊福晋)

    今週、世界を席巻した一のビデオがある。 チェルシーのクラブ公式チャンネル『Chelsea TV』が、チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦のチェルシー対PSG戦の直後にアップしたものだ。 そこには試合後のスタンフォード・ブリッジのピッチサイドでインタビューを受ける、ジョゼ・モウリーニョの姿が映っている。 試合はチェルシーが2-0で勝利し、アウェーゴールの差で劇的な準決勝進出を決めた。カメラの前のモウリーニョは柔らかく、すっきりとした表情をしている。 彼が試合を振り返っていたときのことだ。モウリーニョの背後から、かがんで近づいてくる巨体の姿があった。 ズラタン・イブラヒモビッチだ。 彼はモウリーニョの背中を叩くと、「グッドラック」と言い、かつての指揮官と抱き合った。 YouTubeのチェルシー公式チャンネルにもアップされたこのビデオ(http://www.youtube.com/watch?v

    「カガワもホンダも素晴らしい」イブラが語った人生、そして日本。 (豊福晋)
    inumash
    inumash 2014/04/12
    冒頭の映像を見てこれ思いだした→https://www.youtube.com/watch?v=0qTN52h0yWY
  • CL敗退、バルサ黄金期の終わり。時代はペップの“真クライフイズム”へ。(木崎伸也)

    バルサはボール保持率ではアトレティコを上回っていたのだが……。メッシの運動量も極端に少なく、イニエスタの途中交代も議論を呼ぶこととなった。 今度こそ「バルサ黄金時代」に区切りがついたと言っていいだろう。 4月9日、バルセロナはCL準々決勝・第2レグでアトレティコ・マドリーに0対1で敗れ、トータルスコア1対2で大会から姿を消した。ライカールト監督の最終年となった'07-'08シーズンから続いていたベスト4進出がついに途絶えたのである。 特に黄金時代の終焉を感じさせたのは「負け方」だった。 アトレティコの前線からの激しいプレッシャーに慌てて、DFラインからの正確なビルドアップがほとんどできない。苦し紛れにサイドへ長いパスを出さざるを得ず、「ボールキープの名人」イニエスタでさえも前後から挟まれて奪われるシーンが目についた。 黄金時代のバルサであれば、どんなに圧力をかけられても闘牛士のように突進を

    CL敗退、バルサ黄金期の終わり。時代はペップの“真クライフイズム”へ。(木崎伸也)
  • 話題の映画が描く、若き海外移籍の暗闇。~“サッカー難民”になった少年~(豊福晋)

    スペインサッカー界で一映画が注目を浴びている。 今冬、スペインで公開された『Diamantes negros(黒いダイヤモンド)』は、アフリカサッカー少年の海外移籍の暗部に迫ったドラマだ。 クラブや代理人にとっては都合の悪い現実を切り取った内容が評価され、サッカー関係者やメディアの間で話題になっただけでなく、マラガ映画祭では観客賞も受賞している。 内容はシリアスだ。マリの少年アマドゥとムッサに才能を見たスペインのクラブのスカウトは、彼らと契約しマドリードへ連れていく。少年たちは貧困から逃れたかに見えたが、差別、年齢詐称の強要、悪徳代理人など、様々な問題に引き込まれていく、というもの。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 625文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく

    話題の映画が描く、若き海外移籍の暗闇。~“サッカー難民”になった少年~(豊福晋)
    inumash
    inumash 2014/04/09
    ヨコハマ・フットボール映画祭でやんないかな。
  • 「斜めのパス」とビルドアップ力。ペップで知る、サッカーの新観戦術。(木崎伸也)

    グアルディオラ監督率いるバイエルン・ミュンヘンは、25日に行なわれたブンデスリーガ第27節でヘルタ・ベルリンを下し、史上最速で優勝を決めた。 「相手にとって縦方向のパスを守るのは簡単だ。 それに対して、斜め方向のショートパスは、 チームを前へ押し上げるのを助けてくれる」 ネマニャ・ビディッチ(マンチェスター・ユナイテッド) 先日、このコラムにおいてペップ・グアルディオラのバイエルンで行なっている練習を紹介した。主に伝えたのは「DFを置かないミニゲーム」や「ボールを奪われた瞬間のプレスを意識したミニゲーム」といったメニューだったが、その中でほんの少しだけ「ペップが『斜め』のパスを求めている」ことにも触れた。 激しいプレスがかかっている状態においては、「斜め」のパスを意識せよ――。そうペップが求めていると。 ただし、筆者の理解不足もあって、その内容を掘り下げることはなかった。「斜め」のパスが有

    「斜めのパス」とビルドアップ力。ペップで知る、サッカーの新観戦術。(木崎伸也)
  • 「無観客」の経済損失は約3億円!浦和の年間利益を超す、その内訳は?(並木裕太)

    3月23日、浦和レッズ対清水エスパルスの一戦は、Jリーグ史上初となる「無観客試合」として開催されました。埼玉スタジアム2002(6万3700人収容)の客席は空っぽで、周辺での応援も禁止。観戦の機会を奪われたサポーターたち、異様な静けさの中で戦わざるをえなかった選手たち、双方にとってつらい経験となったことは言うまでもありません。 経済的な視点で考えると、今回の無観客試合はクラブ(主催者である浦和レッズ)の財政にとっても極めて大きな打撃でした。「スポーツのお値段」第6回では、その詳細を分析・評価していきたいと思います。種々のデータについては、Jリーグクラブの経営経験者に助言を求めました。 来手にできるはずだった収益は、約1億円。 浦和は、来手にできるはずだった収益を、無観客となったことでごっそりその機会ごと失いました。これが第1のインパクトです。 まずはチケット収入。この試合の前売りチケッ

    「無観客」の経済損失は約3億円!浦和の年間利益を超す、その内訳は?(並木裕太)
  • 青い空、5機のヘリ、殺風景な埼スタ。観客のいないスタジアムで考えたこと。(近藤篤)

    上空をヘリが旋回し、取材陣が見つめる殺風景なスタジアムでJリーグ史上初の無観客試合は行なわれた。春分の日の2日後、朝からとてもよく晴れた、いい天気の日だった。 ことの発端は、「JAPANESE ONLY」と書かれた1枚の横断幕だった。 その横断幕は3月8日の浦和レッズ対サガン鳥栖戦の試合前、埼玉スタジアム北ゴール裏、209番ゲートに垂らされた。隣りには日章旗がはられていた。 『日人だけ』横断幕を貼った当事者が後日説明した(とされる)ところによれば、それは最近ゴール裏に顔を出すようになってきた外国人サッカーファン(あるいはレッズファン)に向けてのメッセージだった、のだそうだ。 曰く、応援の統制がとれなくなってきた、と。 言い逃れか当なのかは知らないが、わかりやすく言えば、外国人さんがうざかったから、ということになる。 Jリーグの対応は迅速だった。5日後、新しく機構のトップに就任したばかり

    青い空、5機のヘリ、殺風景な埼スタ。観客のいないスタジアムで考えたこと。(近藤篤)
  • 諦めが悪い“一流半”の男たち。パルマ躍進の中心はカッサーノ!?(弓削高志)

    チームをけん引するカッサーノは、現在11得点でランキング9位。心身のバランスさえ崩れなければ、その才能の輝きは今もなお衰えていない。 パルマに春が来た。 16日、うららかな陽気に包まれた敵地サンシーロへ乗り込んだパルマは、CL敗退で傷心のミランを4-2で一蹴し、来季ELの出場圏である6位をキープした。 開始5分で退場者を出したミラン相手に、FWカッサーノが2ゴールを上げ、がぜん有利に。一時は同点に追いつかれる場面もあったが、チーム力と勢いの差を見せつけて2点を追加し、完勝を納めた。 パルマのリーグ戦無敗記録は、ついに16試合に伸びた。最後に喫した黒星は、0-1で敗れた昨年11月2日のユベントス戦に遡る。 その後ナポリに競り勝ち、インテルと互角に打ち合いながら、順位をじわじわ上げてきた。 「正直にいえば、16戦無敗という数字に満足したくない。今日のミラン戦では、追いつかれた後に突き放した。こ

    諦めが悪い“一流半”の男たち。パルマ躍進の中心はカッサーノ!?(弓削高志)
  • 日本人がドイツ代表の分析チームに?『チーム・ケルン』と大学生の物語。(木崎伸也)

    ドイツ代表の分析チーム『チーム・ケルン』の一員の浜野裕樹。ケルンのサッカークラブでコーチもしているという。 「セミナーに参加したら『今日からドイツ代表のために 分析を 始めるぞ!』って。『何これ? そんなすごいところに 来ちゃったの!』って意味がわからなかったです」 浜野裕樹(『チーム・ケルン』学生分析チーム) 留学先のケルン体育大学で、セミナーに何気なく参加したら、いつの間にかドイツ代表の分析チームの一員になっていた――。ブラジルW杯が迫った今、そんな不思議な体験をしているのが、浜野裕樹(25歳)だ。ドイツ代表をサポートする分析集団『チーム・ケルン』のひとりとして、日夜代表チームのための分析に力を注いでいる。 すべての始まりは、日体育大学の4年生のとき、ケルン体育大学への交換留学生に選ばれたことだった。浜野は大学サッカー部はすぐに辞めてしまったが、高校までサッカーに打ち込んでおり、指導

    日本人がドイツ代表の分析チームに?『チーム・ケルン』と大学生の物語。(木崎伸也)
    inumash
    inumash 2014/02/02
    将来日本代表チームのスタッフになってたりしてな。
  • ラシンが何故2年連続降格で3部へ?とある世界的詐欺師の“アリ地獄”。(工藤拓)

    2011年1月、ホームスタジアムでファンの歓声に応えるオーナー就任直後のアリ氏。このときには現在のような事態は想定する者はいなかった。 一発勝負のトーナメント方式で行なわれていた時代と比べ、4回戦から準決勝までがホーム&アウェーの2試合で行われるようになった現行のコパデルレイ(国王杯)では、2部や3部クラブがジャイアントキリングを起こすことは難しくなった。 それでも'09-'10シーズンに2試合合計4-1でレアル・マドリーを破ったアルコルコン(当時3部)、'11-'12シーズンにビジャレアルやエスパニョールを破って準決勝まで勝ち進んだミランデス(当時3部)など、数年に1度ながら痛快な躍進を遂げるチームが出てくるのがコパの面白いところだ。 はたして今季も1部のセビージャ、アルメリアを立て続けに撃破し、準々決勝進出を果たした3部クラブがある。スペイン北部カンタブリア州を代表するクラブ、ラシン・

    ラシンが何故2年連続降格で3部へ?とある世界的詐欺師の“アリ地獄”。(工藤拓)
    inumash
    inumash 2014/02/02
    ラシンっていまこんなことになってたのか・・・
  • ミランを救う終了間際の初アシスト。本田圭佑は“あきらめない日本人”。(弓削高志)

    初のフル出場でチームを救う初アシストを見せた田圭佑。ミランの命運は、田率いる攻撃カルテットに託された。 新10番の初アシストが、ミランを救った。 1月26日、カリアリとのセリエA21節に先発出場したMF田圭佑は、同点で迎えた試合終了間際、89分の右コーナーキックで、セリエA初アシストをマークした。 「日人は絶対あきらめない」 自らの言葉を実証するように、田の左足がミランに起死回生の勝ち点3を呼び込んだ。チームを再起させる、値千金のアシストだった。 4日前のコッパイタリア敗退は、決して少なくない動揺をチームに招いた。あのカカですら「来季欧州カップ戦に出られないかもしれない、という不安が大きくなった」と力なく語ったほどだ。 だが、指揮官セードルフは「チャンピオンズリーグに1年出られないことは恥ではない。美しいプレーなど今はいらないし、スタイルは後からついてくるものだ」と試合前日に言い

    ミランを救う終了間際の初アシスト。本田圭佑は“あきらめない日本人”。(弓削高志)
  • 柏木、槙野、森脇、そして西川、李。浦和の“広島化”の裏にあるもの。(細江克弥)

    広島のJ1連覇、天皇杯準優勝に大きく貢献した西川周作。失点数29は全クラブ中最少。56失点の浦和で、来季はどれだけの結果を残すのだろうか。 昨季、サンフレッチェ広島のJリーグ連覇に大きく貢献した日本代表GK西川周作は、かねてから噂のあった浦和レッズへの移籍を決意した。これによって加速した「浦和の広島化」が、オフのJリーグを賑わす話題の一つとなっている。 2010シーズン開幕前、浦和は広島から日本代表にも名を連ねた司令塔・柏木陽介を獲得。当時のチームは、フォルカー・フィンケ体制下でそれまでの堅守速攻型からポゼッション型へのスタイル変更を目指す過渡期にあり、広島でそのスタイルの中心にいた柏木の獲得はまさに的確な補強に見えた。 しかしフィンケによる抜的な体質改善には時間がかかり、2010シーズンは10位に低迷。結果を急ぐクラブはシーズン途中にフィンケの解任を決定し、翌2011シーズンにはクラブ

    柏木、槙野、森脇、そして西川、李。浦和の“広島化”の裏にあるもの。(細江克弥)
    inumash
    inumash 2014/01/18
    ちゃんと結果が出ればそれでもいいんだけどねぇ。ほんとアルビサポの人に申し訳ないんだよね。エジミウソンの一件とか、永田とか、今のマルシオの扱いとかさ。
  • 人種差別とサッカーの悲しい関係。(木村浩嗣)

    「我われの優勝は、レアル・マドリーの白いシャツより明らかだ」。 5月8日、バレンシアに2−0で快勝し優勝まであと1勝(勝ち点3)と迫ったバルセロナのエトーはこう言い放ち、逆転優勝への皮算用をしていたレアル・マドリーを皮肉った。“魔術師”ルシェンブルゴ(レアル・マドリー監督)の読みによれば、今節終了時点で勝ち点差3と肉薄するはずだったが、それを果たせず、実質的にタイトルの行方は決まった。レアル・マドリーは連勝を7に伸ばし意地を見せたが、今季のプレーの内容と安定感を総合すると、やはりバルセロナが王者に相応しいだろう。 それにしてもエトーは相変わらず面白いことを言う。 「サルを見たがっていたからやっただけだ」。 サルの鳴き声を真似る“ウッウッウッ”という黒人差別のヤジに対し、ゴールを決めた後、サルの踊りのパフォーマンスで切り返した彼のユーモアセンスと反骨心を、私は愛す。 アラゴネス・スペイン代表

    人種差別とサッカーの悲しい関係。(木村浩嗣)