アトレティコの監督に就任して3年目、5位、3位、そして今季は現在1位とチームは鋭角に上昇曲線を描いてきた。夢の2冠、達成なるか。 今シーズンもバルセロナとレアル・マドリーが優勝争いを繰り広げる。 開幕前、筆者はそう考えた。スペインの大方のメディアもそう書いていた。2強と他18チームの力の差は昨季の時点で大きく開いており、どこがどれほどの補強をしたところで縮まらないと思われたからだ。 果たしてバルサは第1節から首位につき、そのまましばらく居座った。 ところが、その背後にぴったり張り付いたのはレアルではなくアトレティコだった。 その後アトレティコは第4節と第22節で一時的にバルサを追い抜き、第29節からは替わって首位を走り始めた。同様にCLでも快進撃を続け、遂には40年ぶりの欧州ナンバーワン決定戦へ勝ち進んでしまった。道中、欧州王者歴のある強豪を4チームも破ってのことだから、まぐれや幸運のおか
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