アンリ加入の効果 【海外通信員】2010年09月22日 アメリカ・トップリーグのメジャーリーグ・サッカー(MLS)はJリーグと同じく春秋制でシーズンを行っている。現在まさに佳境にかかろうとしているところだ。 そんなMLSではシーズン半ばであるW杯終了直後からいくつか大きな動きがあった。まず7月15日に正式発表されたのが前々から噂のあった元フランス代表FWティエリ・アンリのニューヨーク・レッドブルズ入りだ。これは以前に紹介した通称ベッカム・ルールと呼ばれる選手年俸総額規定を超える高額サラリーの選手特別枠拡大を利用したもの。 今回レッドブルズはアンリだけに留まらず、他チームから枠を購入することでこの特別枠で最大3人保有できることを利用し、さらにメキシコ代表でアンリと同じく元FCバルセロナのMFラファエル・マルケスとも契約している。これで先に入団している元コロンビア代表のファン・パブロ・アンヘル