日本の軽種馬(主にサラブレッド)生産頭数は、セリ市場の記録的な好況に乗じる形で漸増中。アングロアラブ種の競走が終了し、地方競馬場が相次いで廃止された影響で、'12年には6837頭まで減っていたのだが、'21年の集計では7733頭(日本軽種馬協会発行「軽種馬統計」による)まで盛り返してきている。 30年前、'92年には1万2874頭が生産されており、それはどう考えても供給過剰。いまの生産頭数でも、中央競馬で成績が頭打ちになった馬を地方競馬にステージを下げようとしたときに、少し前までのように全部が歓迎される状況ではなくなっている。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 629文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。 有
![オープン優先出走順位の改定は馬の供給過剰が生んだ課題だ。(片山良三)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9f2639e97bb84f1c63d286c71440f6caa4595dd9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2Fb%2F-%2Fimg_4b21d6cffe4cedf288a3a8e3d278363385676.jpg)