「模倣品は、有名税」、そんな言葉があります。 売れない商品を真似する人などおらず、模倣品が出るのはある意味、ステータス。 ユーザーは本物が分かるから、どーんと構えていれば模倣品は消滅する。対策してもどうせいたちごっこだし、相手にするだけ無駄・・・そんな気持ちが込められているのでしょう。 一方で、模倣に対して断固たる姿勢で臨む経営者もあります。 本田宗一郎は、社内報で「たった3台でも特許侵害は許さない」と全社員に宣言し、スティーブ・ジョブズは生前、「水爆を使ってでもアンドロイドを滅ぼす」と語ったとされます。 ホンダ、APPLE・・・この2社が並んだとき、私が思い浮かんだのは『信者』というワードでした。もちろん、トヨタ信者も、Android信者も世にはいますが、やはり両者よりは圧が弱い。 「経営者が先頭に立って模倣品への厳しい姿勢を見せることが、ブランドへの信頼感に繋がり、『信者』と呼ばれるよ
![なぜ『岩下の新生姜』は、類似品にブチ切れたのか? ~お取り寄せ商標ブランド徹底調査(2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2c2d40f5f86631656ebf28314b4ae7be9c29a20d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fd1jwa2mij1lmbo.cloudfront.net%2Fmedia%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F09%2F06192210%2Fimage.jpeg.jpg)