ポイント 測定フィードバックによる波束の収縮によりトリガーされる相転移注1)を動作原理とする新たな量子計算スキームを提案。 全結合を施した光パラメトリック発振器群を用いて、この新しい計算機「量子ニューラルネットワーク」を実現。 ノード数2,000の組合せ最適化問題の解探索に成功し、現代コンピュータを凌駕する性能を実証。 計算創薬、通信ネットワークの最適化、圧縮センシング、深層学習など、実社会における組合せ最適化問題への適用が今後期待される。 内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の山本 喜久 プログラム・マネージャーの研究開発プログラムの一環として、日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 鵜浦 博夫 以下、NTT) NTT物性科学基礎研究所 量子光制御研究グループの武居 弘樹 主幹研究員、稲垣 卓弘 研究員らのグループと
<研究の背景と経緯> ペロブスカイト太陽電池は、無機材料にもかかわらず有機薄膜太陽電池のように室温で有機溶媒に溶けてインクのように扱えるため、印刷や塗布で作ることができるという製造面での大きな特長があります。このため従来のシリコン太陽電池に比べて、はるかに安価に大量生産が可能になると期待され、次世代の太陽電池として世界中で研究されています。現在、エネルギー変換効率は20%を超えるものが報告されるようになったものの(参考文献1)、製膜条件により発電特性にばらつきが見られたり、電圧掃引方向によって異なる発電特性を示す(ヒステリシス)という現象が見られるなど、再現性が悪く、発電機構の定量的な研究を系統的に行うことはできませんでした。 ばらつきの主な原因は、無機結晶材料を溶液からの塗布プロセスにより急速に製膜するため、緻密で平滑なペロブスカイト結晶の膜を再現良く作製するのが難しいという点にあります
ビジョン2 豊かな生活環境の構築(繁栄し、尊敬される国へ) 拠点名 中核機関 プロジェクトリーダー 研究リーダー
デジタル技術の発展は、問題解決やコミュニケーションなど人間のさまざまな能力を拡張してきた。このシンポジウムでは、その中でもデジタル技術によって、モノや機能を表現する(創る)能力を拡張することの可能性について3つのパネルセッションを通して議論する。表現活動を支援するための新しい技術を開発している研究者、および最新の技術を活用して新しい表現を作り出しているデザイナを招き、様々な事例を紹介いただくとともに、未来に向けての課題などを明らかにしていきたい。 日時:2012年12月19日(水)14:00 - 19:30 場所:東京大学伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7-3-1)交通案内 参加費:無料 お申し込み:申し込みは不要です。直接会場へお越し下さい。受付時にはお名刺を頂戴いたしますので、お持ち下さいますようお願い申し上げます。 懇親会:シンポジウム後のレセプション・懇親
平尾 一之 (ひらお かずゆき) (京都大学大学院工学研究科 教授) 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 フォトンクラフトプロジェクト代表研究者 京都大学大学院工学研究科・平尾一之教授は、何の変哲もないガラスを超大容量のメモリー(情報記録素子)に変える新技術を開発しました。この新技術を使えば、情報を何層も多層に記録する“超高層ビル”方式のメモリーが作れ、わずか1cm角、サイコロ大のガラスの中に何とDVD(デジタル多用途ディスク)2000枚分の情報を蓄えることが可能です。ガラスでメモリーを作った例は世界的にも無く、日本発の成果です。 レーザー光を1000兆分の1秒当てて情報を記録 現在のメモリーの代表選手は、何といってもDVDです。画質が良い上、大量の情報が記録できるのが受けて大ヒット、DVDプレーヤーの世帯普及率は2003年3月末で25%を超えました。 そして、さらに記録容量を上げるチャ
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