常設展示室観覧料で参加できる講演会「ふかえどカレッジ」 今回のテーマは「化粧・美容」 江戸時代の深川を実物大で再現した常設展示室内にある長屋には、鏡や櫛や紅などの化粧道具があり、上流階級だけではなく、庶民の女性が日常的に化粧をしていたことが分かります。 江戸の人々はどのようにメイクを楽しんでいたのか、流行っていたコスメ、スキンケアの方法は?そして、歌舞伎役者が一役買ったコスメブランド戦略から明治にかけて社会情勢とともに変わる美意識の変化まで、江戸のビューティーヒストリーを紐解きます。 講師:山村博美(化粧文化研究家) 化粧品会社の研究所で化粧文化史や結髪史などの研究に従事したのちフリーに。2016年に古代から現代までの化粧の変遷を通史でたどる『化粧の日本史-美意識の移りかわり』(吉川弘文館)を上梓。「文化としての化粧のおもしろさを知ってもらう」をモットーに、執筆や講演、ブログによる情報発信