第4回 GoogleがAndroidで狙うもの | EE Times Japan
インターネットの検索エンジンとしては後発のGoogleが産声をあげたのは1998年。それから10年もしないうちに、Googleは世界有数のIT企業にまで成長しました。 Googleの強みは、コア技術である検索エンジン以外にもあります。「すべてを破壊する」と言われる、世界でもまれに見る戦略と画期的な広告モデルの導入です。Googleが育て上げたAndroidには、Googleならではの機能や考え方が盛り込まれています。なにより、Googleのビジネスにおける、確固たる位置付けが与えられています。Androidを理解する上で最も重要とも言えるGoogleのビジネスの考え方について紹介しましょう。 Googleの柱は検索と広告 Googleの考え方を知るために、まずGoogleの生い立ちから振り返ってみましょう。 Googleの歩みはStanford Universityの学生であったLawr
Android携帯の出荷台数、2009年には900％増 ― EE Times Japan
市場調査会社である米Strategy Analytics社によると、携帯電話機向けのソフトウエア・プラットフォーム「Android」は、通信事業者やベンダー、開発者からの強力な支持を受けて採用が進んだため、OSとしてAndroidを使用するスマートホンの出荷は、2009年に900％増加するという。 米Apple Computer社の「iPhone OS」は、成長率79％で、スマートホンのOSとしては第2位の成長率になるという。 2009年4月にEE Times Europeが実施した読者投票では、今のところ「iPhone」の人気が高いものの、Androidを有する米Google社が、スマートホン市場での主導的地位を獲得することになるだろうと示唆する結果が出た。 およそ30％が、Androidはスマートホン市場を主導するようになると投票している。また、現在は携帯電話機メーカー大手
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