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あとで読むと本に関するinvitingcatのブックマーク (2)

  • ディストピア小説不完全ガイド全56冊ー今だからこそ読みたい古典から新作まで(随時更新) - ゴミ本なんてない

    その過激な発言と排斥主義で世間の耳目を集めたトランプがまさかの大統領として着任した2017年初頭。途端に「ビッグ・ブラザー」といった造語を浸透させた事でも有名な、ジョージ・オーウェルの『1984』が爆売れしたのも記憶に新しい。人間の究極の理想であるユートピアとは真逆の、破綻した近未来を描くディストピア小説。その金字塔と言っても過言ではない作は、下手したらこうなるかもしれない、こうなってもおかしくない、という人間の不安を巧みに具現化し、時代を超越したメッセージ性があるからこそ、50年以上経った今でも数多くの人間に愛されている。 自分も例に漏れず『1984』を始め、ディストピア小説が大好きで結構読んでいたつもりだったのだけど、ここらで一旦今まで読んだの棚卸しするのにも丁度良いと思い、古典から新作まで、読んだ事があるものを全部まとめてみました。特に最近はかなり面白い作品が増えているので、邦訳

    ディストピア小説不完全ガイド全56冊ー今だからこそ読みたい古典から新作まで(随時更新) - ゴミ本なんてない
  • ユートピアを読み解く10冊

    ユートピアを読み解く10冊 『論座』1998年10月号 稲葉振一郎 「ユートピア」という言葉は、もともと16世紀のイギリス人トマス・モアが書いたの題名で、その物語中に登場する架空の国の名前である。それはラテン語で「どこにもない場所」というほどの意味になる造語である。モアはその国を理想の国家として描き、それに照らして同時代の国家、社会の現実を批判した。そこから転じて「ユートピア」という言葉は現実の社会よりも優れた、理想的な社会、ないしそのような社会の構想のことを指すようになった。 幸福な楽園についてのファンタジーは、その舞台が創世直後の黄金時代(エデン)であれ、未来における救世主の到来(メシア信仰、弥勒信仰)であれ、死者を迎える天国(『エッダ』ヴァルハラ)であれ、また海の彼方(「アーサー王伝説」アヴァロン、蓬莱伝説)や深山幽谷(陶淵明『桃花源記』)、あるいは別の惑星(ルキアノス『当の話』

    invitingcat
    invitingcat 2022/11/29
    。19世紀まではかろうじて成り立ち得た、明るい未来のヴィジョンによって現状を批判する、というやり方は20世紀においては失効した
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