私は今まで、うんこをなめていた。といっても、物理的になめていたわけではない。 健康な脱糞がこんなにも気持ちいとは知らず、侮っていたのだ。 起床後1時間後に、下腹にズーンとした響きが来る。そうだ、大便が歓喜の声をあげて直腸に降りてきているのだ。 少しじらしながら、トイレに行く。響きは徐々に下腹の奥を圧迫していく。屁などの余地もない重量感だ。 ちょっと我慢した後という辺りが一番爽快になる。 便座に腰かけ、軽くいきんで肛門を開く。 それだけで直腸の圧迫はスルスルっと一気に便器に放出される。 漫画では「ブリブリ」と表現されるのが定番だが、本当の快便の擬音は「スルッ」「ヌルっ」といったものになる。 もちろん、トイレットペーパーで拭いてもついてくるのは最低限だ。 私はこれを超快便と呼んでいる。 超快便は、出した感触によるイメージより現物が倍以上に多いというのが特徴であると思う。 通常の快便とされるのは