シャネルの化粧品は、経費に入れても良いのだろうか? ワタクシは、今、確定申告書を作りながら、かつてトルストイが悩んだであろう疑問にぶち当たっている。 毎年、今の時期になると、フリーランスの皆さんは、確定申告というウルトラ面倒な作業が待っている。大した収入のないワタクシでもブログを書いているヒマがない。 申告書を作りながら、パッとしない現状を見ると、思い出すのは世界的文豪トルストイのことだ。 名著「人を動かす」の中には、世界三大悪妻として名高いトルストイ夫人の話がこれでもかというほど出てくる。 世界的文豪の妻として、社会的地位にも、10人以上の子宝にも恵まれた夫人なのであるが、悪妻呼ばわりされて少々かわいそうな気がしてくる。 なぜトルストイ夫人が悪妻なのかというと、彼女は、派手好きで社会的な名声や賞讃を渇望していて、ヒステリー持ちで口うるさい人だったのだとか。 「それウチの嫁と一緒です!」