<カナダの研究者は、人は平均で5万個近くのマイクロプラスチックを食事から、呼吸と一緒に吸い込んでいるものまで含めると年間12万個を体内に入れていると算出した> 食事や空気、飲み水からプラスチック片を体内に 私たちは毎年、7万〜12万個のマイクロプラスチックを口に入れている──こんなショッキングな数字がこのほど明らかになった。しかもこれは、一部の食べ物に含まれるマイクロプラスチックだけを述べたもので、1日の食事の消費エネルギーに換算した場合、わずか15%相当の食べ物に含まれるものだ。 調査は、魚、貝類、砂糖、塩、ビール、水、都市部の空気などに含まれるマイクロプラスチックの数を測定した過去の26の研究をもとに、カナダのビクトリア大学の研究者らがマイクロプラスチックのデータベースを作成した上で算出した。結果は米科学誌「エンバイロメンタル・サイエンス&テクノロジー」に掲載されている。 調査によると
月の左端に見える白く光る点は、月食の間に隕石が衝突した瞬間。NASAのデータは、こうした隕石の衝突によって、月面から驚くほど大量の水が放出されることを示している。(PHOTOGRAPH BY CHRISTIAN FRÖSCHLIN) 荒涼とした景色が広がる月はどうやら、科学者たちが想像したよりもはるかにたくさんの水をたたえているようだ。 月の塵と大気を調査するために送り込まれたNASAの探査機LADEE(ラディ―)が、隕石が衝突する際に月面から放出される水を検出した。4月15日付けの学術誌「Nature Geoscience」に掲載された論文によると、微小な隕石が衝突する際の衝撃によって、年間最大220トンもの水が放出されているという。月面付近には、これまで考えられてきたよりもはるかに大量の水が存在することになる。(参考記事:「月食中の月に隕石が衝突、観測はおそらく初」) 「あまりに大量の
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