戦争で孤児になった女の子は実の親を知らないまま、5歳の時に里親に引き取られました。その後は仕事や家庭にも恵まれましたが74歳になった今、朝起きるとなぜか涙がこぼれてしまいます。 「わたしはどこの誰なのか。わからないままでは死ねない」 戦後74年。女性は人生の空白を埋める旅に出ました。 (制作局 田中淳/ネットワーク報道部 大石理恵)
「うちは、いつも、にぎやか。おとうさんが、写真をとるのが すきだから、すぐにわたしたちをわらわせるの」 公子ちゃんの父親は、写真が趣味で、家族の何気ない日常をカメラにおさめていました。子どもたちは動物やピクニックが大好き。でも、その幸せな日常は続きませんでした。これは、ある日、消えてしまった6人の家族のお話です。 (広島放送局記者 秦康恵) 公子ちゃんは、広島市で理髪店を営む父、鈴木六郎さんと母のフジエさんとの間に生まれました。大好きな兄、英昭くんと、弟の護くん、妹の昭子ちゃんの6人家族でした。 父親の六郎さんが撮った写真には、今も昔も変わらない、子どもたちの笑顔や家族の光景があふれています。
古代エジプトの王、ツタンカーメンの最も大きな黄金のひつぎが、発見からおよそ1世紀を経て初めて、修復のためエジプト南部の墓から運び出され、4日、カイロ近郊で報道陣に公開されました。 1922年に発見されて以来、エジプト南部ルクソールの「王家の谷」にある墓で保存されてきました。 ひつぎは、日本の支援で来年中の開館を予定しているカイロ近郊のギザで建設中の「大エジプト博物館」に展示するため、初めて墓から運び出され、博物館の施設で修復が始まりました。 消毒のためのシートに入れられた木製のひつぎは、金色に輝く美しい装飾を保っていますが、ところどころひびが入ったり欠けたりしていて、修復には8か月かかるということです。 「大エジプト博物館」では、今回のひつぎを含めてツタンカーメンの副葬品およそ5000点が一堂に展示されることになっています。 エジプトのアナニ考古相は「発見以来、修復されたことがないため、ひ
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