梅雨から夏にかけて蒸し暑くなると、食欲が落ちてきますが、体力の維持・回復のためにもしっかりと食事は摂りたいところ。 そこで東京広尾の名店「分けとく山」の総料理長・野崎洋光さんに、夏にふさわしいとっておきの卵かけご飯を紹介していただきました。 日本の食卓の定番ともいえる卵かけご飯。専用の醤油が発売されるほど、多くの人に愛されています。 白飯に卵と醤油をかけるというシンプルな料理ですが、「どんな醤油を垂らすか」「薬味を入れるか」など、食べ方にこだわりがある人も多いようです。野崎さんのこだわりはどうでしょうか? 「ポイントは二杯酢をつかうことです。二杯酢とは醤油と酢を1:1の割合で混ぜ合わせたもの。さらに二杯酢を加熱するのがコツになります。火を入れることでツンとした酢特有の刺激が和らぎ、旨みが増します。この二杯酢を使って、夏向きの食が進む卵かけご飯を試してみてください」 【材料】(1人分) ・卵