本作は、身体表現と数学という行為、 そして数学によって生み出された 身体と生身の身体の関わりについて描いた ダンス作品である。 アラン・チューリングは「脳」を数学を用いることによって 「身体」の外に対象化し、自分の「身体」の外に拡張することで、 もう一人の自分を作り出した。 他人から見ればもう一人の自分は身体とは切り離された存在だが、 チューリングにとってその身体は他者ではなく 身体そのものであり数学をすることで生み出された鏡である。 ―真鍋大度 パフォーミングアーツとしてのダンス表現を、インスタレーションやメディアアートの視点からのアプローチをとりこみ、未知なる斬新な発想と完成度の高さによって世界的に注目されてきたRhizomatiks ResearchとELEVENPLAY。その両者に、USのメディアアーティスト&リサーチャー、カイル・マクドナルドが加わり、彼らのコラボレーションから生
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