『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のオープニングテーマ、YOASOBI「祝福」のために書き下ろされた原作小説「ゆりかごの星」が、本日10月2日（日）、『水星の魔女』の公式サイトで公開された。 「ゆりかごの星」は、『水星の魔女』のシリーズ構成・脚本を担当する大河内一楼さんが書き下ろした小説で、本作の主人公「スレッタ・マーキュリー」に寄り添う主人公機「ガンダム・エアリアル」の目線で綴られている。 書影には、スレッタとガンダム・エアリアルが描かれたティザービジュアルを使用。公式サイトで全編読むことができるので、ぜひともアクセスしてみよう。 さらに、本日20:00には、『水星の魔女』とコラボした「祝福」のミュージックビデオが、YouTubeでプレミア公開される。 MVの監督は、『ドラえもん』『おそ松さん第2期』OP制作や劇場作品の予告編やアニメーションPV、CM、MVを制作している株式会社10GAU

――そもそも『逆襲のシャア』の企画はどう始まったのでしょうか。 今では、具体的な発端は覚えていないんです。ただ大前提として『機動戦士ガンダム』の劇場版がヒットして、ガンダムのプラモデルも非常に売れたという状況があったわけです。その後、富野監督は『ガンダム』以外の作品を世に出してきたんですが、そこにまた“ガンダム待望論”が出てきたわけです。それが『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』だったんですが、商業的実績は期待値は越えられませんでした。そこで「もうちょっと『ガンダム』をやろう」という雰囲気があったのが86年、87年のころなんです。富野監督も『ΖΖ』は若手に委ねた作品だったので、自分としてやりたいこともあったと思います。 ――素朴な疑問ですが、そういう状況の中で『逆襲のシャア』の脚本が提出されたら、関係者は驚いたのではないかと思うのですが。たとえばあのラストシーンとか。 違和感はな