2024年4月25日のブックマーク (1件)

  • 常駐・SES・多重下請け全部やらない、大塚商会流「人手に頼らないSI」の極意

    大塚商会は日でシステムインテグレーション(SI)を営む企業として異例の存在だ。日のSIにおける宿痾(しゅくあ)である技術者の「常駐」「SES(システム・エンジニアリング・サービス)」「多重下請け」のビジネスを、全て行っていないからだ。 常駐とは、システムを保守・運用するオペレーターや設計・開発を担うシステムエンジニア(SE)がユーザー企業の拠点で働く形態である。その際にITベンダーはユーザー企業との間で「SES契約」と呼ぶ委託契約を結ぶことが多い。ユーザー企業から受託した開発や保守の実務を別のITベンダーに委託するのが多重下請けだ。 いずれも技術者の頭数をそろえ、人月商売で稼ぐビジネスモデルだ。大塚商会はなぜ常駐やSESをやらないのか。大塚商会のSE部門、テクニカルソリューションセンターのセンター長である清水達哉上席執行役員は、「技術者の稼働時間に対して利益率が低いからだ」と断言する。

    常駐・SES・多重下請け全部やらない、大塚商会流「人手に頼らないSI」の極意