ペルソナは、自身にとってそうあってほしいと思う「期待価値」を持っています。これらの「期待価値」は上図のように複数存在していて、それらの「期待価値」はそれぞれ相関性を持っていたり、小さなレベルの価値群がグループを成して大きな価値のカタマリになっていたりします。 「統合価値マップ」とは、そういったさまざまな「価値」の相関関係や階層構造を整理し、構造化してアウトプットしたものを指します。 製品やサービス、Webサイト、事業全体のコンセプトで「どんな価値を提供するのか」を策定するときに活用できますので、以下の作成方法を参考に作成してみてください。 統合価値マップを作るポイント統合価値マップを作るためには、まずインタビューや観察などの調査で得られたユーザーの生の声や行動、しぐさといった質的な一次データから、その背景にある文脈的な要素を解釈した後、純粋な「価値」として切り離し、抽出していく作業が必要で