OOCSSとは、構造とスキンを分離してクラス定義し、それらを組み合わせてスタイルを定義する方法である。 OOCSSの考え方に基づいてスタイルシートを記述すると、パフォーマンスと再利用性、メンテナンス性の向上が見込めます。 しかし、OOCSSを上手に設計するのはけっこう難しいのです。なんとなくそれっぽく書いただけでは、OOCSSの導入を成功に導くことはできません。 TwitterBootstrapに代表されるCSSフレームワークなどは、高度に設計されたOOCSSと言えます。そのレベルまで完成度を高めようとするなら、そうとう高度な設計技術が求められます。 初心者が陥りやすいダメな例 > OOCSS? .red { color: red; } .blue { color: blue; } 一見「どんなサイトでも再利用できそうな汎用性のあるクラス定義で、CSSのプロパティを見なくてもマークアップで
前置き - CSS 設計が難しい件について 誤解を恐れずに言うならば、CSS は変数も関数も条件分岐もない、ある種ゆるふわな言語(仕様)といえます。そのためプログラミング言語のように記述ミス一つで全ての挙動が止まるなんてことはありませんし、いくら冗長に記述しようがブラウザ上での挙動に差異が生まれることも殆どありません。ちょっと嗜めばそれっぽいものが作れてしまうので、マークアップエンジニアのいない小規模体制の組織であれば、サーバーサイドエンジニアやデザイナーが片手間で習得して実装してしまうというのも珍しいことではないでしょう。それでも良かったのかもしれません。これまでは…。 片手間で学習した知識というのはなかなか体系化されないものです。CSS も御多分に漏れずプログラミングのテクノロジーは日進月歩なため、その時は最新だった技術が僅か一年も経たないうちに廃れてしまい、バッドノウハウ化してしまう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く