7月14日、イランと欧米など関係6カ国が核問題の協議で最終合意したことを受け、今年のノーベル平和賞を米国とイランが共同受賞するのではないかとの観測が浮上している。写真はケリー米国務長官(左)とイランのザリフ外相(右)。提供写真(2015年 ロイター) [オスロ 14日 ロイター] - イランと欧米など関係6カ国が核問題の協議で最終合意したことを受け、今年のノーベル平和賞を米国とイランが共同受賞するのではないかとの観測が浮上している。 両国への授与は、広島と長崎に原爆が投下された1945年にちなみ「5」で終わる年の受賞テーマが核関連であるとの通例にも合致する。 ただ、長年にわたって「悪の枢軸」の一角と非難され、国際社会から人権侵害への批判を受け続けてきたイランに対し権威ある賞を授与することは不適切との見方も多く、強い反対も予想される。 また、オバマ米大統領が就任から間もない2009年に「核な