池袋三越など4店舗閉鎖発表 売り上げ低迷2008年9月25日12時12分印刷ソーシャルブックマーク 閉店の方針が固まった鹿児島三越=鹿児島市 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は25日、傘下の三越のうち、池袋(東京都豊島区)、武蔵村山(東京都武蔵村山市)、鹿児島(鹿児島市)、名取(宮城県名取市)の不採算4店舗を来春までに閉鎖する方針を正式に発表した。ギフトなどを扱う神奈川・鎌倉と盛岡市の小型店2店も閉める。売り上げが低迷し、テコ入れしても回復の見込みが少ないと判断した。 4月に経営統合で発足した三越伊勢丹HDの本格的なリストラ策は初めて。池袋店は、駅に接続するライバルの西武百貨店や東武百貨店に客を奪われ、売り上げが減少傾向だった。閉鎖後の土地と建物は不動産投資会社に750億円で売却する。武蔵村山店は2006年に郊外型ショッピングセンターの中に開店し、話題を呼んだが、売り上げが伸びなかった。