「Don't Buy This Jacket(このジャケットを買わないで)」先月の11月25日、ニューヨーク・タイムス紙にこんなパタゴニアの広告が掲載されたようです。 この日は、よりにもよって「ブラックフライデー」。アメリカでは11月の第4週の金曜日はクリスマスへ向けたセールシーズンの幕開けの初日として、一部の主要小売店などは営業時間を変更し、安売り大セールを繰り広げます。 そんな日にパタゴニアは、消費者主義の問題に正面からぶつかっていきました。 より良い環境を維持していくためには、多くの人々が消費をおさえる必要があり、さらにビジネスとして製造を削減し、より高品質なものを生み出していく考えへとシフトしていく。 企業側から「消費者は購買決定をする前に熟考する必要がある」と投げかけてくる。あまりに思いきった広告ですが、このインパクトのあるメッセージにこそ、パタゴニアが描く未来はあるわけです。
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