私たちは沖縄県内の新基地建設に反対し、平和と尊厳、人権と環境保護のためにたたかう沖縄の人々を支持します。 私たち署名者一同は、2013年末に安倍晋三首相と仲井真弘多沖縄県知事の間でかわされた、人間と環境を犠牲にして沖縄の軍事植民地状態を深化し拡大させるための取り決めに反対します。安倍首相は経済振興をえさに、軍港をともなう大型の海兵隊航空基地をつくるために沖縄北東部の辺野古沿岸を埋め立てる承認を仲井真知事から引き出しました。 辺野古に基地をつくる計画は1960年代からありました。それが1996年に掘り起こされ、前年に起こった少女暴行事件もあり当時沖縄で最高潮に達していた反米軍基地感情を鎮めるために、日米政府は、宜野湾市の真ん中にある普天間基地を閉鎖して、辺野古の新基地にその機能を移転させようと計画しました。辺野古はまれに見る生物多様性を抱え、絶滅の危機にある海洋哺乳動物、ジュゴンが生息する地