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2016年9月26日のブックマーク (2件)

  • なぜ東京藝大にはファッション学科がないのか?

    国内最高峰の芸術大学「東京藝術大学」。数々の著名芸術家を輩出し、その偉勲はファッション業界でも高い評価を受けている。現在設置されているのは美術学部、音楽学部の2学部で計約3,000人の学生が在籍。意外に多いように感じるかもしれないが、東京大学の学部学生数が約14,000人ということを考えると選びに選び抜いた少数エリート制を敷いていることがわかる。そんな藝大の学科を見るとファッション・服飾科が見当たらない。似たような雰囲気のデザイン科があるのみ。これはなぜなのか。 ジョン・ガリアーノや故アレキサンダー・マックイーン、ステラ・マッカートニーといった世界的デザイナーを多く輩出するセントラル・セント・マーチンズ(セントマ)。EU離脱もなんのそのと、クリエーションに集中する学生達がファッション名門校の矜持を感じさせる。だが同校は、実は総合芸術大学。ファインアートから演劇まで幅広い分野を取り扱っており

    なぜ東京藝大にはファッション学科がないのか?
  • 女の子たちの"自信の欠落と不安"を撮る ローレン・グリーンフィールドは最新写真集に何を思う

    ローレン・グリーンフィールドの最新写真集『Girl Culture』は、21世紀の幕開けの陰で必死に生きるアメリカの女の子たちを捉えた作品集だ。 ローレン・グリーンフィールド(Lauren Greenfield)の最新写真集『Girl Culture』から感じずにいられないのは、そこにそこはかとなくにじむ悲しみだ。チアリーダー、ストリッパー、モデルや、初の経験を前に緊張の面持ちが隠せない女の子たちなど、そこには「もっと痩せたい」「もっと背を高く見せたい」「もっと人気者になりたい」という情熱に胸をかきむしる女の子たちのカルチャーが浮き彫りになっているからだ。15歳のシーナは「毛とかほんとにイヤ」と腕の脱毛を繰り返し、18歳のジェニファーは摂障害専門のクリニックに、13歳のフィナは日焼けサロンに通う。 5年の歳月をかけて撮りためた写真を収めるこの作品集では、人気者の女の子も人気のない女の子も

    女の子たちの"自信の欠落と不安"を撮る ローレン・グリーンフィールドは最新写真集に何を思う